【剣の王国】名言集_アルフレド編
【目次】
アトラントの章
【幻の1篇「テンペスト」】
- 「出直せ! 下手くそ」(リメイクされる前の第1篇に存在した幻のセリフ)
無賃乗船がバレたドロ「何でもします」
船員「下手くそ」「禁句だ」
アルフレドに追い詰められた船員「何でもします」
件のセリフ
【第6篇「悪魔の取引」】
- 「それに、そうやって素性も知らない相手に自分の弱点を明かす……、オツムゆるすぎ。同情を誘えば解放されると思ったなら考えが甘すぎ。さすがド田舎……辺境領邦『アーカンザス』。脳みそお花畑だな」(ドロテーアに対して)
- 「剣を信仰するなら女王も信仰しろよ、そうだろ王国民」(ドロテーアに対して)
- 「俺は今日ここを発つ。果たしていない約束を二つ、果たすために」
【第7篇「最短ルート」】
- 「……ところでお前さ、いつ着んの、服」(ドロテーアに対して)
- 「遅い、シャキシャキ動け、うすのろ」(ドロテーアに対して)
【第8篇「乱入イベント」】
- 「音痴」(パンチネロに対して)
【第9篇「"ジルコニア"」】
- 「おい、勘違いすんな、俺とお前はただの取引上の関係だ。答えることなんて何も無い」(ドロテーアに対して)
- 「履けば」(ドロテーアに対して)
【第10篇「失われた楽園」】
- 「入れるだろ、そのゴボウみたいな体型なら」(ドロテーアに対して)
- 「難破船で見つけたお宝、なーんだ」(エコーに対して)
- 「物事にはタイミングってのがあんだよ」(ドロテーアに対して)
【第12篇「むかつくんだよ」】
- 「ハウスだお利口さん」(影の犬に対して)
- 「口だけなら誰でもできんだよ。とっととお家に帰りな、文明人さん」(ネモ・トンプソンに対して)
上記のセリフに掛かってますね。
【第15篇「絶体絶命」】
- ――ごめんジルコニア、約束守れなかっ……
【第16篇「取引開始」】
- 「その卵は……あなたたちの子どもじゃありません」
【第17篇「愛の駆け引き」】
- ――まあ、今言った事ほとんど……デタラメなんだけど
【第18篇「いざさらば」】
- 卵邪魔になるぞ、からの「卵貸して、お前はこっち」(ドロテーアに対して)
- 「さっきは助かった」(ドロテーアに対して)
【第19篇「全て己次第」】
- 「……マンドレイクの実が足りない」(過去回想)
【第20篇「蘇るアトラント」】
- 「すげえ、デブの透明人間だ!」(過去回想、エコーに対して)
ドロテーアの過去の章
【第27篇「まだ利用価値がある」】
- あいつの親父は助からない。俺がわざと船速を落とすから。
- 女王と対峙した時、怯まず冷酷に、その心臓を貫ける「女」が、俺にはどうしても必要だ。
- 情に流されるな
- 必ず、邪知暴虐の女王を除かねばならぬ。
- 銀の靴が左足だけ大きかったって言ってたけどおかしくないか。
- 「それから俺はそこの鶏みたいに昔の思い出を大事にしてないんで、島で散々奴隷としてコキ使われた日々は全然気にしてない」
- 「着いたら即解散、以上」
死の海流の章
【第29篇「革命宣言」】
- 「馬鹿のお陰で選択肢がなくなった」(ドロテーアに対してボソッと)
- 「『アムリントの竜飼い』、名はアルフレド、姓はペンドラゴン、三番目の魔女の弟子」
【第30篇「シャル・ウィ・ダンス?…アゲイン」】
- 「馬鹿っていう奴が馬鹿」(パンチネロに対して)
一話越しのブーメラン。
【第32篇「鬼さんこちら」】
【第33篇「頭蓋骨は死守したぞ」】
- 「ゴードン艦長だったか? そいつをすぐ連れて来い。この現状を報告するのを忘れるなよ。賊二人に大惨事ですってな」(拘束した兵士に対して)
【第34篇「絶望の足音」】
- トロールが間抜けコンビに到達するまでの時間は――約40秒。まとめて消せばいい!
- いい発見だ。奴隷生活での入島者を捕獲してきた日々がこんなに活きるなんて――闘える!
【第35篇「悪魔の高笑いが聞こえる」】
- 「攻撃がワンパターンだな。弟より弱いんじゃねーの」(ディンドンに対して)
- 「マストごと沈め」(ディンドンに対して)
you must die.ってか - 「兄ちゃんが待ってるぜ。水底でな」(ダンドンに対して)
- ――こいつ、強いな→とか思いつつ「さあな」(ゴードン艦長に対して)
【第36篇「"白兎の「ジョーカー」"」】
- ――あの日、誓った復讐を、いま果たす!
- 「やめろ! そいつは関係ない!」(ジョーカーに対して)
- 「こっちを見ろ、俺の顔に、見覚えがあるだろ」(ジョーカーに対して)
【第37篇「三番目の魔女の弟子」】
- 「七年前、森でお前に撃たれて死んだ、魔女の弟子だ‼︎」(ジョーカーに対して)
- ――長かった。何度も頭の中でイメージした。その喉元、掻っ切ってやる……
- ――何で……何でだ……全然届かない
【第38篇「光を掴んで」】
- 「返……せ」(コンパスを奪ったジョーカーに対して)
【第39篇「連鎖反応」】
- ――次は何だよ(怒涛の展開に対して)
ジルコニアの章
【第42話「ひとりで一人前」】
- 「エロホン? 何それ楽しい?」(トトに対して)
- 「ひとりで何でも出来るようになるから仲間とかも要らない、ひとりで一人前になるからいい」(トトに対して)
【第43話「ふたりと一匹の長い旅」】
【第45話「少年と氷の魔女」】
- 「知ってたよ」(両親の話を聞いて)
- 「父さんと母さんは、多分もう会えないだろうなって思ってた。何となく」
- 「俺が代わりに女王を倒すよ」
- 「ジルコニアがもうこっそり泣かなくてもいいようにしたいから」
【第46話「ドラゴンルージュ」】
【第47話「迷い、約束、予言」】
- 「竜(ドラゴン)来た?」
怪物鯨の章
【第52篇「暗中模索」】
- 「おい」「離れろ」「ドブス」(泣きつくドロテーアに対して)
- 「モタモタしてたら吊るすぞ」(着替えづらそうにしてるドロテーアに対して)
【第53篇「ニューアイテム」】
- 式を思い出せ
- ――具現化数式が使える……!
【第55篇「生きた遺跡」】
- まるで生きた遺跡だ
- 「王都(エメラルド)には連れて行く、そういう取引だからな」
- 「何が?」(裾を引っ張り、お礼を言うドロテーアに対して)
【第56篇「腹の中の家、そして」】
- 「悲しい木だ。こんな人気(ひとけ)のない場所でしか育つことができないのか」
【第57篇「闇」】
- 「彼女じゃない」
【第58篇「命の味がする」】
- 「おい、あんまり俺から離れないようにしろよ」(虚ろなドロテーアに対して)
【第59篇「好きな季節」】
- 「以上」(自己紹介拒否)
- 「……冬」(好きな季節を聞かれて)
【第62篇「急転」】
- ダメだあいつ、何とかしないと
【第63篇「亀裂の入る音」】
- 「お前の親父は! 五部族の部族長なんだぞ⁉︎ 今! 王都(エメラルド)で! 脳天に銃口突きつけられてんだぞ」
【第67篇「虚像の実像」】
- 感情は不要だ、もっと己を支配しろ
【第71篇「反撃開始」】
- 「降ろすんだっけ? いい?」(滞空中にドロテーアをからかう)
【第72篇「憎しみを食んで生きて行く」】
- 「……お、お前が死んだら(計画が)狂うんだよ!」(この後盛大に勘違いされる)
- 「この怨霊は俺自身だ。俺が生んだ、奴への憎しみそのものだ」(ドロテーアに自分から打ち明ける珍しいシーン)
- 「成仏しろとは言わない。よく聞け怨霊、俺は、復讐を諦めない」
【第73篇「やっぱり却下だ」】
- 「やっぱり却下だ。俺たち全員で説得するぞ」(ドロテーアの案に対して)
- 「怒鳴って悪かったな」(ドロテーアに対して)
- 「なあアンタ、もう死んでるんだろ」
【第74篇「嘘と本音」】
- 「俺達とここを出よう」(サザーランドに対して)
【第76篇「2班編成」】
- 「頼んだぞ」(ドロテーアに対して。それまでの彼では考えられないセリフ)
- 「ドジを仕出かさないよう大人しく待機する係」(ドロテーアに対して)
【第78篇「追い風に帆を張れ」】
- 「らあ、沈めてやる」(行く手を阻む廃船に対して、単純に格好いい)
【第81篇「悪魔の数式」】
【第82篇「何度でも挑め」】
- 「わかった」(ドロテーアの迷いを含んだ提案を、受け止める)
- 「俺に遠慮するな。お前のSPELLの、全力をぶつけろ」(体を張ってドロテーアを受け止める、漢気が過ぎるぞ)
【第85.5篇「コローディに向かう船上にて」】
- 「過去のどこかだ。流れ星のように、気づいた時には、いつも視界の外だ」(「幸せ」の所在を聞かれて)
コローディの章
【第88篇「大人のおねえさんが勝負を仕掛けてきた!」】
- 「クソ鶏(とり)、他人の職業を侮蔑するな」(客引きにあった後。彼の物事へのスタンスが現れていますね)
【第91篇「陰翳地下空間的七つ屋」】
- 『王よ、我は千夏を越えし大樹の根、星降る上層で蕾たちの叛乱を夢想する。これ我の希求せし物語。』(アルフレドの名言というより、このフレーズを作ってしまったyoruhashi先生の才気)
【第95篇「騎兵盤」】
- 「俺がこの勝負に負けたらこの女をやる。奴隷にでもしてくれ。若いし、よく働くぜ」(ドロテーアを賭けの対象にする。自虐を内包した合理性)
【第96篇「クズめ」】
- 「知るか、結果が全てだろ」(嵌めたなと言われて)
- 「ったく、飯事やってんじゃねえんだよ」(ドロテーアを賭けたことをパンチネロに咎められて)
【第99篇「優しい人」】
- 「ウチのドジ担当に何してる?」(ドロテーアをさらったオズに対して)
【第100篇「Nightfall」】
- 「お前はその隙にドジ女の所へ行き、呼吸の有無を確認しろ。おそらく気絶だと思うが、脊髄を羽毛で包み、体温低下を防げ」(具体的かつ的確な指示)
- 「②じゃねーかよ。変態野郎で決定だテメーは」(ドロテーアの運命の相手だというオズに対して)
【第101篇「VS オズ」】
- 「金細工師の末裔が、こんな小物とはつくづくジルが浮かばれねえ」(オズに対して)
- 「だが、あの女は俺と契約期間中だ。他を当たりな」(ドロテーアについて)
【第102篇「アンナ」】
- 「所詮はお前も同じ穴の狢(むじな)」(怒りに震えるオズに対して)
【第103篇「そこでストップです」】
- 「まさか鶏に助けられるとはな」(あわよくばオズの魔剣の一太刀を浴びるところだった)
【第104篇「お人好しバカ」】
- 「あーなんつうの……後悔と槍持ちは先に立たずだが、今回のトラブルも広場での俺の発言に起因したし、これでチャラで問題ないだろ」(迷惑をかけたというドロテーアに対して)
- 無理してんのバレバレだっつーの、ほんとお人好しバカ(元気に先導するドロテーアに対して)
- 「ああ、そうだな」(花火だねという何気ない会話に対して)
【第105篇「飲み屋にて」】
- 「生憎未成年なんでね」(ジュースを飲んでいるのを笑われて)
- 昼の女達か……(サキュバスのお姉さんから隠れる)
【第106篇「愛を語るな」】
- 「お前ごときが、その言葉を使うなよ」(「愛ゆえの戦い」だと言い出したオズに対して)
【第107篇「安息と恐怖」】
- 「ふろ?」「ああ」「Bath?」「Yes.」(パンチネロとのやりとり。意外とノリがいい)
【第108篇「平和な王国」】
- 「ただの元奴隷だよバーカ」(奴隷の少女を助けに入る)
【第109篇「真夜中の訪問者」】
- 「これは断罪じゃない。お前は運が悪かっただけだ」(手をかけた男に対して)
【第110篇「Logos or Pathos」】
- 「まあ功利主義は嫌いじゃないけどな」(コローディの姿勢を皮肉りつつ共感?)
- 「抗うより受け入れるお前はまさに奴隷の鑑だな」(フェリシテを焚きつける)
- 「その瞳だよ」(フェリシテの気概を感じて)
- 「奴隷印が消えないって誰が決めた? フェリシテ」(走り出したフェリシテに向かって。グッとくるなあこれ)
【第112篇「夜明け前」】
- 「けど王都(エメラルド)が相手にするのはあんな小物(ザコ)じゃねーよ」(オズについて。実感こもってたなあ)
【第114篇「人智の先で」】
- 「さあな」(パクったのか聞かれて)
- 「そろそろお前も体動かしたいだろ」(思わせぶり)
- 「血に飢えた群衆も動物と定義するならな」(動物いっぱいいるかなと言われて)
- 「選んでやるよ」(得意げに衣替えを提案する)
【第115篇「始まります」】
- 「何か文句あんのか」(恥ずかしがるドロテーアをねじ伏せる)
【第118篇「原点回帰」】
- 「それが今や原点回帰(circle)ってか」(死を見世物にすることについて)
【第119篇「竜魂」】
- 「竜飼いの部族が滅んだ今は、竜それ自体も悪役か」
【第126篇「命短し怒れよ乙女」】
- 「『精神一到何事か成さざらん』つーけどドジ女(アイツ)の場合、それは『怒り』だ」
【第127篇「真剣勝負」】
- ――バカが、「怒り」を解いたな(元々ドロテーアを利用しようと考えていて、その原動力として彼女の「怒り」に掛けている節があります)
【第130篇「届かぬ咆哮」】
- 「またそれは逆説的に、あの女の主体性を否定してるぜ」(ドロテーアを守るべき存在だと考えるパンチネロとの対比)
- 「悪いな鶏、アイツはここで死ぬんだ」(そう呟き、彼は会場を後にした。)
【第131篇「On the deplorable road」】
- 「野卑なショーには、反吐が出る」(サーカス団員に対して)
【第132篇「その力は」
- 「椋鳥と梟の違いは、群れるか群れないか。では梟と鷹の違いは? 解るよな?」(はて……この答えはいつか開示されるのだろうか)
【第133篇「Finale」
- 「亜音速の領域だ」(何故かはわからないが、こういうセリフは心が踊る)
- 「あと40秒、蹂躙(じゅうりん)しろ」(ドロテーアには酷なセリフだけど、アルフレドはアルフレドで、サーカスに対して憤りを覚えているんだなと感じます)
【第134篇「暗雲」
- 「言った後はじっとしてろ、迎えに行く」(ドロテーアに必要最低限の指示を出す。彼女にとっては「迎えに行く」は二度目ですね。(26話)アルフレドはその話をこっそり聞いて知っているはずですが、意識して言ったのだろうか。是非果たして欲しいところ)
【第136篇「The beauty」
- 「最後の、悪くない演技だったぜ、ドロテーア」(このセリフだけであらゆる伏線が回収されてしまうという)
【第137篇「The Queen of Kingdom」】
- 「よう、目が覚めたな」(目を覚ますと目の前にアルフレドがいるという視点。長期休載を経て再開第一陣でのサプライズ演出)
【第138篇「月夜の道中」】
- 「解放するとは言ったがいつとは言ってない」(取引は成立しただろという座長に対して。これ何の取引だったんだろう)
- 「この世の苦しみから解放してやるよ」(解放するとは言ったが何からとは言ってない)
【第139篇「甲斐なき炎が沈む夜」】
- 「あっそ、じゃあ笑えよ、幸せなんだろ」(犠牲前提の「幸せ」を語る座長に対して)
- 「どうなったていいだろ、あんな奴」(ドロテーアの心配を振りほどく)
【第141篇「背中を合わせろ」】
- 「やるしかない、急所を外すな、背中を合わせろ」(喰獣族(ノール)に囲まれた。「考えるな、感じろ」の韻を踏襲してる?)
【第142篇「獣面獣心」】
- 「立てるか」(ドロテーアが襲われかけて)
- 「盛りすぎだろコイツら」(ドロテーアが襲われかけて)
【第143篇「ふざけるな」】
- 「殺られるワケねえだろ‼︎」(ドロテーアの自己犠牲的な叫びを聞いて)
- 「さあて、血祭りにしてやる」(二人の闘志が燃えて、さあこれからって感じの時)
【第144篇「屍を越える二人」】
- ――旋風に乗せる、一寸のズレもなく(竜巻旋風剣? 闇雲に振り回しても結構な打撃を与えられる気がするんですが、それでも紐をコントロールしてるんですねアルフレドは。一度の機会を無駄にしない)
【第145篇「ソフィア・バード」】
- 「母の想いと父の意い」(ドロテーアの話に相槌を打つ)
- 「その無力感は、今が特にそうだってだけだろ。田舎から出てきたら誰だってそうなる。俺も7年振りに人の街に来た。状況は同じだ」
- 「あー、あのときね。蓼食う虫も好き好きってマジだったんだな。ま、獣の視力じゃむりもねーか」(助けてくれてありがとうというドロテーアに対して)
- 「そして巣は作らず托卵する」(ソフィア・バードの説明)
- 「似てるな」(自分の境遇なのか、あるいは……)
【剣の王国】名言集_ドロテーア
【目次】
アトラントの章
【第1篇「テンペスト」】
- 「何でもします! お願いします……」(海に落とされそうになってつい)
- 「あの、『何でも』はそういう意味じゃ……」
【第2篇「そうすればエメラルドに」】
- 「こっちよ、エアリエル!」
- 「何だかまるで……魔女の家みたい」(アルフレドの家)
- 「そうすれば首都(エメラルド)に……」
- 「わ、私、いつからこんな恰好……」(下着姿)
【第3篇「早くしないと」】
- 「も……申し訳ないけどその服はあげられないの、大事なもので」(貰ってもいいかと聞かれて)
- サイズが想像とはちょっと違うけど(喋る服=やまびこの妖精の仕業と類推して)
【第4篇「シャル・ウィ・ダンス?」】
- ――さ……ようなら私の純潔!!!(アルフレドを押し倒して)
- 「ごめんなさい!!!」(張り手)
- こんなところで、諦められない!(アルフレドに投げ飛ばされて)
- 「来て! エアリエル!」
- 「父を助けたいの……!!! お願い……‼︎ どうか私を放して……‼︎‼︎」
【第7篇「最短ルート」】
- 「そもそも暴力はだめよ」(船を奪うと言うアルフレドに対して)
- 「そ、その節は本当に申し訳……」(足を貫こうとした事を咎められ)
- 「ごめんなさい!!! お見苦しいものを‼︎」(下着姿を指摘され)
- 「気に入ってもらえて嬉しい。私たちセンスが同じね」(エコーに対して)
- 「沈むわ」(死の海流のルートで行くと言われて)
【第11篇「迷宮と激突」】
- 「ハアイ! はじめましてドロテーアよ♡ さっきアップルパイを焼いたんだけど、ウチに遊びに来ない? ごちそうするわ♡」(誘拐シミュレーション)
【第13篇「むかつくんだよ」】
- アルフレド……あなたの飼い主って一体何なの……‼︎?(金の卵を見て)
- 「きっと本当は優しいのよ。きっと本当はもっと笑ったり……」(アルフレドについて)
- 「父さんさえいてくれたら……他に何もいらない」(金の卵に語り聞かせる)
- 「私、あなたに嫌われてもいいわ、一緒に来てね」
- 「あなたの絶対音感の使い方間違ってるわよ。(正確には地獄耳よ)」
- 「なによ、あなたなんか全然怖くないわ」(パンチネロに対し)
- 「私、事情はよく知らないけどあの時アルフレドが傷ついたのだけはわかった」
【第15篇「絶体絶命」】
- 「もしかして私、一番乗り⁉︎ やったあ! 私だってやればできるのよ」(集合場所に二人がいなくて)
【第16篇「取引開始」】
- 「アルフレドさんを自由にしてほしくて」(フギンとムニンに要求を伝える。貴重な「さん」付け)
- 「ううん、問題ないわ……たぶん! すっごくいい感じな気がする」(契約書を渡すと言われて)
【第17篇「愛の駆け引き」】
- ――私……もしかして……間違えて連れてきた……⁉︎(「あなたたちの子どもじゃありません」を受けて)
- 「ねえ、ちょっと……! 育児放棄なんてひどいじゃない……」(卵を投げ出した二匹に対して)
【第18篇「いざさらば」】
- 「どういたしまして」(小声)(急にアルフレドからお礼を言われて)
ドロテーアの過去の章
【第22篇「小休止」】
- 「アルフレドって何歳(いくつ)なのかしら。お酒飲めるのかな」
- 「ごめんなさい! 私のせいで知らなくて済んだ残酷な真実を」(金の卵に対して)
【第23篇「どんな美女より美しい」】
- 「うーん、笑顔が素敵な人がいいな。髪の色は黒檀色か金色! 背が高くて睫毛が長くて指が綺麗で瞳が真っ青で、オリエンタルだけどコスモポリタンな顔立ちで、お傍に寄るとジャスミンの香りが……」(どんな王子と踊りたいか聞かれて)
- 「父さんに嫌われちゃう」(グランピウスに叱られて)
- 「泣いちゃだめ。いつも通りに笑ってないと皆が心配する……」
【第25篇「光芒一閃」】
- 「こんなにフリルがたっぷりついてるの私初めて! 女王陛下みたいじゃない?」(プレゼントされたドレスにはしゃぐ)
- 「でも左足だけちょっと大きいのよね」(銀の靴について)
【第26篇「ひかる靴と裂ける肌」】
- 「知りません!」(軍に逆らったらと言う兵士を振り切る)
【第27篇「まだ利用価値がある」】
- 「やった飲んでる!」(用意した飲み物をアルフレドが飲んだことに対して)
死の海流の章
【第28篇「雲行き不穏」】
- 訳:危ないところだったわね(※話しかけるなと言われたので、ジェスチャーでお送りしております)
【第30篇「シャル・ウィ・ダンス?…アゲイン」】
- 「パンチさん手羽先で前が見えない」
【第32篇「鬼さんこちら」】
- 「ちょっと黙っててパンチさん」(逃げろと言うパンチネロに、アルフレドの安否が気がかりなドロテーア)
【第33篇「頭蓋骨は死守したぞ」】
- 「私が拘束なんてしたから」(兵士を助けられなかった)
怪物鯨の章
【第52篇「暗中模索」】
- 「ひょ?」(床が抜けた時の第一声)
【第54篇「命の恩人」】
- 「そんな……私そんなにかわゆくないです♡」(サザーランドに褒められて)
【第55篇「生きた遺跡」】
- 「ねえアルフレド、ありがとう」(エメラルドへ連れて行くと約束したアルフレドに対して)
- 「パンチさん、尻尾(テール)で前が見えない」
【第56篇「腹の中の家、そして」】
- 「えっ、じゃんけんだよ、アルフレド、知らないの?」
- 「アルフレドでも知らないことあるんだ。意外だな」
【第57篇「闇」】
- 「いたのよ! こっちを睨んでたの! 兵隊さんがいたのよ」(発狂)
- 「この靴が私を呪ってるのよ」(赤い靴)
【第58篇「命の味がする」】
- 「今まで食べたご飯の中で、いちばんおいしい」(元気付けられて飲んだあら汁)
【第67篇「虚像の実像」】
- 「私、心のどこかでね、アルフレドがいればきっと上手くいくって思ってたの」
- 「私、彼のこと名前と好きな季節しか知らない。それなのに全部頼って」
- 「私、無力なのはもう嫌だ」
【第69篇「首」】
- 全然怖くない、今度は私が、アルフレドを助ける
- 倒してみせる
- 「来て! エアリエル!」
- アルフレド、だからお願い、私を見て
【第70篇「STEP BY STEP」
- 「あなたの正体や目的は分からないけど、私達はこの怪物鯨(ファントム)から出なければならないの。もしあなたがそれを妨げるつもりなら……――戦うわ」(女王姿の怨霊に対して)
【第72篇「憎しみを食んで生きて行く」】
- 「要らないなら降ろしてほしいの。これ以上あなたの負担になりたくない」(アルフレドに抱えられてる時)
【第76篇「2班編成」】
- 「私のアイデア採用された」(直感がモノを言うタイプ)
【第77篇「連携プレー」】
- 「大丈夫! サザーランドさん、諺に『急がば回れ』ってあるでしょ」(この後盛大に突っ込まれるが彼女は知らない)
【第78篇「追い風に帆を張れ」】
- 「全速力」(アルフレドを信頼するあまり、セリフがシンクロした)
【第82篇「何度でも挑め」】
- 私のばか、そんなわけないじゃない(行動を起こそうとするがためらい、その迷いをかき消す)
【第85.5篇「コローディに向かう船上にて」】
- 「私……故郷を出てからいろいろあって……なんだかわからなくなってきた。幸せってどこにあるのかな」(夜の海で少し感傷的になった)
コローディの章
【第88篇「大人のおねえさんが勝負を仕掛けてきた!」】
- 「仲良く……仲良く……あああああもう……ドロテーアスピン‼︎」(アルフレドとパンチネロが喧嘩した時。投げやり気味になるのがちょっと意外だった)
【第90篇「羊店主と掃除妖精」】
【第93篇「扉越しの本音」】
- 「厳しいけど、大切なことを教えてくれる。誰も知らないけど、私は知っている」(父グランピウスについて)
- 「どんな姿で、どんな声で、どんなふうに笑う人だったのか、私たちは知らない。でも、きっと素敵な女性だと思うなあ。だってあんなに優秀な弟子を育てたんですもの」(ジルコニアについて)
【第98篇「楽園は犠牲の上に建つ」】
- 「そもそも五部族制度はなくなったのでしょう。それに銀細工師の部族は滅んだのでは? 女王様が治めているい今も、とても平和だと思います」(アーカンザスで普通の女の子として生きてきた彼女の認識)
【第104篇「お人好しバカ」】
- 「あのねアルフレド、私、歩けるよ。ありがとう」(ドロテーアをおんぶするアルフレドに対して)
- 「ごめんね……でもその……嬉しい。アルフレドたちが探しに来てくれたから」
- 「問題ナッシング‼︎」(アルフレドの回りくどさを受けて)
【第105篇「飲み屋にて」】
- 「ド……ドロ吉……と申します」(名前を聞かれ、アルフレドにつま先コツンされてひねり出した名前)
【第112篇「夜明け前」】
- 「ね、お願い」(頑ななアルフレドを笑顔で説得する)
【第115篇「始まります」】
- 「なんだか恥ずかしいよう……この服装変じゃないかな?」(考えるな、感じろ)
【第124篇「アンガージュマン」】
- 「やめなさい」(ユリの窮地に、英雄然として登場。もうあれは王者の風格だね)
【第125篇「少女の選択」】
- 「私たちは弱いから、自分よりも弱い立場の人を攻撃して幸せを感じるのね」
【第127篇「真剣勝負」】
- 「ごめんなさ……そんなに痛いものとは知らなくて……」(初めての金的。「怒り」が解けたのはこの時?)
【第128篇「四面楚歌」】
- 「アルフレ……」(周囲に糾弾され、アルフレドに何か言いかける。名言というか、何を言おうとしたのか未だ謎となっている)
【第129篇「戦後生まれのガキ」】
- 「威勢、なら……ここに、あるわよ」(だいぶ苦境ですがそれでも立ち向かうんですよね、彼女)
【第131篇「On the deplorable road」
- もう疲れた……眠いよ……アルフレド(八方塞がりで戦意喪失)
【第133篇「Finale」
- どうして私は……こんなにも、依存し続けるの(アルフレドの助力に対して。支援と支配は割と近いところにあるのかなと考えさせられます)
【第134篇「暗雲」
- 「なによ偉そうに、あなたがこの王国の偉い人だなんて何かの間違いね」(奴隷を貶したメージに啖呵を切る。くぅううっ!)
【第135篇「Where are you?」
- ――これでいいのよね、アルフレド(「言った後はじっとしてろ」を受けて)
- 「え……これ」(黒い矢を受けて)
- 「アル……」(最後、眠りにつく前)
【第140篇「一角上馬」
- 「私は、奴隷であろうと人が死ぬ瞬間を見世物にするなんて絶対に許せない。そこに楽しさを見出すなんて理解できないわ」(いくら蔑まれようとぶれない芯の強さ)
- 「ねえパンチさん、知ってる? 一角馬(ユニコーン)を見たらいいことあるんだって」(知ってる。そういうのフラグって言うんだぜ)
【第141篇「背中を合わせろ」
- 「イヤアアアア、なんか襲ってくるぅ‼︎ アルフレドォ」(ヒャッハー!な集団を連れてくるドロテーア。無事で何より)
【第143篇「ふざけるな」】
- 「あなた達やめて、やめてったら‼︎ 私を好きなようにしてもいいから、ねえってば‼︎ それ以上やったらタダじゃおかないわよっ‼︎」(アルフレドが蹂躙されるのを見て)
- 「来て‼︎ エアリエル‼︎」(闘志を燃やす)
【第144篇「屍を越える二人」】
- 「パンチさん戦ってたのね。無事でよかったあ」(50匹ほど倒したとかほざくパンチネロに対して)
【第145篇「ソフィア・バード」】
- 「アルフレド。夜空ってさ、すごいよね。見慣れているはずなのに、眺めるたびに見入ってしまう。綺麗だからじゃない、不思議な、なにか……そして感じるの。みんなが寝たあとの自分だけが取り残されたような不安を。上手く言えないけど、寂しさに似た静かな無力感……」
- 「昔ね、眠れなかった私に母はいつも物語を読んでくれたわ。もう病気で死んじゃったけど。物語に登場する悪者や怪物たちは、あくまで空想上のものであって、絶対に私の身には降りかからないと言っていた。でもそれなら、なんで父は私に剣術を教え続けたんだろう。それが子ども心に理解できなくて」
- 「ちょっとー‼︎ それどういう意味よー」(アルフレドのからかいに対して。二人の関係性の変化が見て取れますね)
【剣の王国】地名・地形などのまとめ
[2019.03.20] 喰獣族(ノール)の縄張り追加
[2019.03.04] その他の都市内容追加、エメラルド内容追加、アレクサンドラ内容追加
【目次】
剣の王国版図
初代王カンブリアから続く巡回統治により、版図を拡大させていった。
【元ネタ】
地名
アトラント
アトラントの章の舞台。
人魚(マーマン)であるアトラントの民が住まう都市。
鎧戦士の部族という部族が存在し、長い間彼らの姫と都市を守っていた。
かつて海底に存在したが、巨大な竜の策略によって、三千年もの間地上に押し上げられていた。
都市は岩で覆われ、やがてその上に赤い実のなる木が成長し、島を覆い尽くす。
島には竜の息子夫婦──フギンとムニンが住まい、付近を通る船は不思議な力で引き寄せられ、様々な結末をたどる。
船の操縦に長けた舟守の部族の間では、アトラントの伝説や女の幽霊の話が伝わり、彼らは関わろうとしたがらない。
また、運良く生き延びて島を脱出した者の中には、島の原住民である赤い髪の少年について記憶するものもいるかもしれない。
地図には存在しない島。
【元ネタ】
アトランティス(海底二万マイル)
アーカンザス
ドロテーアの過去の章の舞台。
のどかな田園風景が広がり、風車や、放牧される羊、農業に勤しむ人々が、どこか童話のような日常を過ごしている。
剣の王国に帰属するが、海を隔て、更にはメイルストロームの影響で渡航困難、ゆえに王政の影響が少ない。
この島の出身者は、他の地域の人間からすると、真面目で正直者、しかしどこか鈍臭く、付け入れられやすい志向にある。
特有の訛りがある。
【元ネタ】
オズの魔法使いの主人公ドロシーの故郷カンザス。
「アー」の部分は不明。(アースガルズ+カンザスかもしれない)
実在するアメリカのカンザス州は、田園風景が広がる農業と牧畜の町で、竜巻が起きやすい気候。
【もう一つの元ネタ】
オランダに「ザーンセ・スカンス」という街があります。風車と木靴とチーズが有名だそうです。三つとも23話で出てきますね。
コローディ
剣の王国ポルトピア地方西部第5番都市。
人口50万人/面積40平方キロエーテル(e)の稠密都市かつ港湾都市かつ城郭都市かつ娯楽都市。
かつては漁業を中心に栄えたが、商法典改正に伴い、現在は娯楽施設を中心とした産業が盛ん。取り分けサーカスが有名。
コローディの章の舞台であり、ジルコニアの逃亡先。アルフレドも一時期この近辺に住んでいた。
【元ネタ】
ピノキオの作者の名前。町のモデルはヴェネツィア。
【地形】
地理的には王都に一番近いが、間にブロッケン山脈があるため、アーカンザスを除くと、王都から一番遠い都市になる。
城郭都市の中心をナイアス川が流れる。
城郭都市の外側にも街が発展し、海に面している。
【街の地図】
【領主】
オリヴァー・ハインツ。
懲罰的な王国の犠牲となった町や村を目の当たりにし、どんな手を使ってでもコローディ市民を守ると腹をくくっている。
中世の作曲家のような側近がいる。
【孤児院】
アルフレドが預けられそうになった孤児院がある。
ジルコニアはここの職員に知り合いがいるらしい。
110話のアルフレドの発言によると、北にある。
【教会】※コローディではなくトレンデルにある可能性もある。
聖剣のモニュメントと、五部族(竜飼いだけ?)を模したステンドグラスが飾られた教会。
すっかり人気(ひとけ)はなく、蜘蛛の巣が張る。
【南の漁村】
サザーランドが住んでいた村。
小さい村だが、活気があって白く美しい浜がある。
【市場(バザール)】
海産物はもちろん、大規模な物流拠点ゆえ、他の地域の特産物などが店に並ぶ、活気のある市場。
【老羊屋】
町外れにある、年老いた羊頭の女性「モコ婆」が営む質屋。
掃除好きの妖精キキー・モラと、埃の妖精ケホケホが共存する。
【噴水広場】
城郭都市の中心には噴水広場があり、国民的ゲームである騎兵盤(ガラパス・ゲーム)の石盤が設置されている。
みな賭け目的でここを利用している。
【アルカナの塔】
コローディを一望することができる塔。元ネタは、タロットの大アルカナに属する「塔」というカード。
【奴隷市場】
オズ曰く、白蕾市場(メイデン・バザール)には純粋無垢で穢れのない少女が揃ってる。
かつて奴隷となったものは、家畜の世話人や女中になるのが一般的だったが、ことこの街においては、およそ人としての尊厳が保証されないばかりか、主人が奴隷を殺したとしても咎められない。
【ボンバイエサーカス】
コローディの名物にして裏ビジネス。日々曲芸師による一方的な虐殺を見世物としている。観客もまたそれを求め、劇場は常に満員。
喧嘩の強いサーカス団員は街の人々の間でも一目置かれている。
一方的な虐殺の餌食となるのは、奴隷身分の人々であるため、莫大な利益も相まって黙認されている。
※ボンバイエ=やっちまえ、奴を殺せ、という意味。(「燃えろ闘魂」の掛け声にそんな意味があったとは……)
【コローディ警備隊】
ダッカー隊長率いる街の警備隊。街の人々からの信頼が厚く、ダッカー隊長自身も老若男女から慕われ、英雄視されている。
街の名物であるサーカスについては、治安悪化につながるとみていて、快く思っていない。
【コローディとジルコニア】
モコ婆はかつてコローディでジルコニアと出会います。
ジルコニアの「私もこの街が好き。あなたと同じくらいにね」というセリフから、思い入れのある土地であることが伺えます。
ジルコニアに恩のある人(村長)がいたり、知り合いがいたり、おそらく隣国から逃げてきて、この地に住んでいたのかなあと、想像してしまいますね。
【コローディ圏域の閑道】
人々を襲う喰獣族(ノール)の縄張りになっている。
オーグ
工業都市。
軍事品の製造を担い、女王統治後は新体制の主要拠点となった。
トレンデルとを結ぶ夜汽車の出発地ないし終着点。
【元ネタ】
「人食い鬼」を意味する。
【由来】
大型の鬼人(トロール)種を指す「オーグ」にちなむ。
建国前は、彼らの縄張りだった。
黒い森(シュヴァルツヴァルト/シュバルツバルド)
通称「迷いの森」
かつて、三番目の魔女ジルコニアが、最後の逃亡場所に選んだ。
【元ネタ】
ドイツに実在する森、青木ヶ原樹海
マンチキン
詳細不明。火山かな。シュバルツバルドが樹海なら、こっちは富士山?
とある情報筋によると、温泉街もあって食べ物も美味しいんだとか。
【元ネタ】
オズの魔法使いに出てくる小人族。
【由来】
小人族(ピグマイオイ)の古称にちなむ。
建国前は、彼らの縄張りだった。
RAIS
詳細不明。見た感じ雲の上の都市。
【元ネタ】
不明。ググったら「ジル・ド・レ」が出てきたけど、この場合「レ」の部分が地名(領地)
その他の都市など
◆隣国の小国家
名前だけ出てくる。
百年以上前から魔女狩りが盛んに行われ、ジルコニアたち三人の魔女も、この国から剣の王国へと亡命してきた。
百年前、魔女族のアイテムを大量に積んだ隣国の船が「死の海流」を航行していたらしく、その船は大渦に飲み込まれ、廃船となった。
◆フランダーシル
コローディの隣街。
公納金(貢納金?)引き上げに応じなかったために、数日のうちに焦土と化した。
また公納金だけでなく、以前から圧政を強いる王国に対し反発を繰り返していた。
王国軍に攻め入られた街の人々は、女、子ども関係なく殺され、あるいは奴隷となって売り飛ばされた。
かつて十年に渡って樋嘴族(ガーゴイル)からこの街を守った英雄ジョン・レインも奴隷となり、ボンバイエサーカスに売られた。
【元ネタ】
フランダースの犬
◆ポルトピア地方
剣の王国西部。コローディがある地域。
地図でいうと上半分くらいがポルトピア地方なのかもしれない。
【元ネタ】
港を意味する「port」+地域/楽園を意味する「-topia」かな。
◆ニーヴェント地方
剣の王国東部。
かつて竜飼いの部族の拠点があり、戦争後の五部族討伐によって幾多の竜が命を落とし、竜魂の光で空が彩られた。
【元ネタ】
「レバント」のもじり?
◆ミスティミア地方
野生の竜が出没していたらしいが、駐屯部隊により討伐された。
【元ネタ】
よくある固有名詞「ミスティア」のもじり?
◆メラベルグ地方
妖蜜酒の生産地。
【元ネタ】
「~ベルグ」で~山という意味になるそうです。
「メラ」はドラクエの呪文系? 火の山?
「mela」でりんごという意味のイタリア語になるそうです。りんご山?(妖蜜酒ができそうなのはこっちだな)
◆パトリシア
公納金引き上げに反発した3都市の一つ。
【元ネタ】
フランダースの犬
◆ネロム
公納金引き上げに反発した3都市の一つ。
【元ネタ】
フランダースの犬
【剣の王国】時系列まとめ
[2019.04.16] トレンデル到着追加
[2019.03.20] 喰獣族(ノール)との戦闘追加
[2019.03.05] 女王の政策>徴用農業法追加、エメラルド街道の日数を再計算
※エメラルド街道の日数について
アトラント出航からコローディ到着まで10日間あるかと思っていたんですが、どうもサーカス乱入辺りの作中の言及と計算が合わなくなっていました。
コローディ到着の日にアルフレドは、雪月(ニヴォーズ)が9ヶ月後と言っているのでその時点では芽月なのは確実。しかし翌日アルフレドはグランピウスが連行された日(芽月)のことを先月と言っています。(wikipedia:フランス革命暦)
なのでコローディ到着の日とその翌日(サーカス乱入の日)で月をまたいでいるのではと考え、再計算しました。(コローディ到着まで16日間あったので6日ほど誤差が出ました)
【目次】
注意点
【建国に関する設定の変更】
60話の説明では、剣の王国が建国されたのは千年前とされていますが、長期休載の後、どうやら設定が変更されているようです。
まず2017年11月2日公開の「よくわかる剣の王国」にて、国家起源が2000年前であると説明されました。
その後、「挽歌の章」の作中でも2000年として描かれているので、これは設定変と見ていいと思います。
なので2000年設定の方でまとめていきたいと思います。
【フランス革命暦】
剣の王国はwikipedia:フランス革命暦を採用しているのですが、この暦の一年は、秋からスタートして、冬、春、夏という流れです。
グレゴリオ暦で言うところの9月の下旬(秋分日)から新年になります。
作中の流れも、多分これにならってるんじゃないかと思います。
なので、これも念頭に置いてまとめを作ろうかと思います。
例えば、ドロテーアはグレゴリオ暦で言うところの3月生まれ、アルフレドはグレゴリオ暦で言うところの9月生まれ。10月でしたすみません。
一見ドロテーアの方が早く生まれたように錯覚しますが、フランス革命暦では、同じ年の一つ目の季節でアルフレドが生まれ、三つ目の季節でドロテーアが生まれたということです。
※トレンデル編で彼が17歳を自称したことから彼が先に生まれていることがわかります。
古代
年代は不明だが、「古代」として言及されたもの。
【セレメネス文明と円形闘技場】
詳細は不明だが、サーカスの起源となった「円形(circle)闘技場」が発祥したとされる時期。
当時は猛獣や同種族の格闘を公開するものだった。
【古代樹エンライトン】
灯をともす不思議な樹。古代の人々は「遠路の灯明」として重宝していたが、いつしか乱伐によって絶滅したとされるが、一本だけ怪物鯨の体内で密かに成長していた。
建国前
◆3000年前
【アトラント陥落】
巨大な竜「大旦那」にそそのかされ、姫は透明に、都は海上へ。
【種族間闘争】
かつてこの地は種族間同士の領土争いが絶えなかったが、白色人(オーロリアン)の騎士カンブリアの登場により、戦乱の世は終結。
建国後
◆2000年前(旧設定では1000年前)
【剣の王国建国】
初代王カンブリアは、はあらゆる種族が平和に暮らせる国を理想とし、聖剣カリバーンのSPELLを生み出す力を使い、五つの部族を配下に引き入れた。
【円卓の五部族設立】
五つの部族はそれぞれ特異なSPELLを与えられ、執政を担う役割を与えられる。
(外交、産業、防衛、国土、財務)
【聖剣の儀】(名前違うかも知れない、確認次第直します)
初代王カンブリアは死の間際、大地に剣を突き刺し、以下の言葉を残す。
この剣を抜いた者は王としてこの国を治めよ
そして五部族は剣の選んだ王に忠実であれ
それは聖剣の「王の資質」を見抜く力により次の王が選ばれるということ。
この継承法は2000年もの間守られてきた。
聖剣に裏打ちされた長きに渡る平穏は、やがて聖剣崇拝の土台となっていった。
【巡回統治】
初代王の理想を受け継いだ歴代の王は、各領内を回り、民との直接対話に基づく巡回統治を行った。
【メサルデ大学創立】
当時の森番の部族の長レレレンにより設立。
【円形闘技場の発展】
血の気の多いオーグ種やレアン族の住むエリアでは、円形闘技場が散見されるようになった。
【サーカスの規制】
王と五部族の政策により、それまで円形闘技場で行われていた凶暴性の強い演目が排除され、曲芸パフォーマンスにシフトしていった。
◆1800年〜1900年前(旧設定だと800年〜900年前)
【イエンシェン記】
イエンシェン記に記されている出来事が起こったとされる時期。
賢者とされる人物が叛乱を思い立つ程の、なんらかの出来事があった。
※創生後第2世紀と言っていたので多分この頃。
◆1300年〜1400年前あるいは300年〜400年前
【光を吸収するランタン】
魔女族由来のSPELLアイテムである光を吸収するランタンが製造された。
※作中ではまだ1000年設定の頃に創生後第7世紀と紹介されたが、アルフレドがもし逆算によって創生後第7世紀だと言ったんだとすれば、新しい方の設定にすると300年〜400年前(創生後第17世紀)である可能性も高い。
近代
◆200年前
【エメラルド城建設】
約1800年(旧設定では800年)に及ぶ巡回統治の末、版図が拡大した剣の王国は、都として「エメラルド」を作った。
【三人の魔女誕生】
42話でジルコニアが二百歳であることが判明。50話の過去回想での三人の体型から、年齢差はさほどないと見えるので、姉二人もこの付近で生まれていると思われる。
◆年代不明だがこの辺
暗い路地に倒れていたトトをジルコニアが拾う。
魔女狩りが激化した隣国から、三人は剣の王国へと逃亡する。
◆100年前
【隣国の船】
隣国からの船が怪物鯨に飲み込まれる。船には魔女から奪った品々が積まれていた。
◆20年前
シキ誕生。
◆年代不明だがこの辺
一番目の魔女が国王の側室となる。(妃になる数年前)
二番目の魔女は薬学での功績を納め、下流階級(ロワー)から支持を得る。
三番目の魔女はそっとこの地を離れる。
※92話のモコと出会ったのは、この時である可能性があるが、しかし子供だったモコが20年足らずで年老いるのかという疑問が出てくる。
◆18年前
一番目の魔女が正式に国王の正妻となる。
女王誕生
◆18年前
【一番目の魔女による王位継承】
建国二千年セレモニーの最中、妃である彼女は聖剣カリバーンを引き抜く。
これにより彼女は女王となった。
【新体制への布石】
- 先代王の追放。
- 円卓の五部族解体(ビーコートは、王国所有となり、五部族を討伐することになった)
◆17年前
《秋》
【アルフレド誕生】
《葡萄月(第一月)/おしろい花の日》
※wikipedia情報。出典はcomicoの公式ファンブックらしいです。
※グレゴリオ暦基準だと18年前の10月ということになります。
【女王体制への反乱】
いくつかの反乱分子が結成される。
【反乱軍の末路】
女王の騎士、白兎のジョーカーの活躍により、王国軍は勝利をおさめる。
金細工師の部族長が戦死し、「金の懐中時計」はジョーカーに奪われる。
残党および、反乱に加担したものは次々に討伐されていった。
《冬》
【魂ごと預けたい】
逃走中の身であるジルコニアとグランピウスはオーグにて落ち合う。
グランピウスは、イザナダから預かった「竜牙の笛」をジルコニアに渡す。
【トレンデル列車襲撃】
ジルコニアが乗った列車が、襲撃される。
アルフレドの両親死亡により、ジルコニアは彼を引き取り、弟子とした。
【グランピウスの亡命先】
グランピウスは家族とともに、アーカンザスへ逃亡する。
「家族」と言っていたが、この時点ではドロテーアは生まれていないので、一人目の妻のこと。
《春》
【ドロテーア誕生】
《芽月(第七月、ジェルミナル)/桜草の日(プリムヴェール)》
※グレゴリオ暦基準だと17年前の3月。
◆10年以上前
【女王の政策:商法典の改正】
詳細不明だが、より経済市場が活性化するためにあらゆる規制を緩めたと思われる。
※改正から一つの都市が様変わりするまでを考えると、数年以上前
※「小さな港町を十年余りで王国一の娯楽都市へと成長させた」というセリフから十数年前。
【女王の政策:戦争法】
「富国強兵政策」の名の下に成立された法律。
【女王の政策:100人法】
各都市から女子を強制徴用する。
【女王の政策:徴用農業法】
農業分野における生産性向上を目的とし、国民を強制従事させたのかと思われる。
(戦争して人増やして金増やして徴兵してってやってるとそのうち食料問題出てくるってことなのかなあ。国民をシムピープルか何かと思ってるのか)
【凶暴性のあるサーカス演目の復活】
ことボンバイエサーカスにおいては、商法典の改正に伴い、かつての猛獣や人々の殺し合いを見世物化することにより、熱狂的な繁栄状態を築く。
【フランダーシルの英雄】
剣の王国西部の街フランダーシルでは、樋嘴族(ガーゴイル)の脅威にさらされていたが、ジョン・レインの活躍により、以降十年間、街は守られた。
【女王の政策への反発】
女王の行った政策に対して、反発する都市も登場する。
フランダーシルは、戦争法、100人法、いずれに対しても抗議し続けた。
◆9年前
《冬》
【イザナダ討伐】
竜飼いの部族長イザナダが、国王軍により殺害される。
【孤児院騒動】
ジルコニアはアルフレドの安全を考え、孤児院に預けようとするが、彼の赤く燃えるような意思表示を受け断念し、SPELLを教えることにした。(アルフレド8歳)
◆7年前
《服装的に秋頃?》
【トト討伐】
ジルコニアとアルフレドを逃がすため、トトは一人王国軍に立ち向かうが、討伐隊長メージ・グリフォンによってあえなく殺害された。
【ジルコニア討伐】
アルフレドを連れて逃走していたジルコニアだが、白兎のジョーカーに見つかり、あえなく殺害された。
【竜に引き取られる】
アルフレドは竜の夫婦に引き取られ、孤島にて奴隷としての生活を強いられた。(10歳)
《季節不明》
【グランピウス再婚】
既に病死した一人目の妻の代わりに、グランピウスは一人の母親と、二人の娘を引き取った。
ドロテーアの生活が一変する。(9歳→10歳)
◆5年前
【サザーランドが連行される】
漁師のサザーランドは、密漁の罪を被せられ、家族共々「海処刑」となった。
船は難破し、家族と離れ離れになった彼は怪物鯨に飲み込まれ、体内での生活を余儀なくされた。
《春》
【ドロテーア12歳の頃の記憶】
短編より。
グランピウスは彼女に稽古をつけた際に、女王体制の不穏さをさり気なく語り聞かせ、なぜ剣術が必要なのかを伝える。
しかし本編の彼女はどうも、その事を忘れている様子。
彼女の発言からは、絶世の美女である女王に憧れ、今の現状に対しても「平和な時代」と認識しているのが伺える。
◆年代不明だがこの辺
【エメラルドからルビーに】
エメラルド城の城壁をルビーに変える工事が始まる。
100万平方エーテルに及ぶ国家予算を無視した大工事。
※サザーランドさんが知らないので5年より後、ドロテーアの過去回では既に村の人が派遣されていたので、半月前よりも前。
年代不明
【ゴードンの恨み】
軍艦ブリストルの艦長ゴードン・クロスヘッドダイは、かつて五部族の一人に四肢を切断され、恨みを抱いている。
【モコとジルコニア】
コローディの城壁にて、子供の頃のモコはジルコニアと出会う。
ジルコニアは彼女に意味深な言葉を残し、風のように去っていった。
※50話のトトの回想を基準にすれば20年ほど前
※モコの現在の姿を基準にすれば、50年ほど前
現在:建国後2017年
※アルフレドとドロテーアが出会った日を基準(1日目)とします。
◆2〜3週間前
ピグマイオイの親子が、アトラントの島に漂着する。
◆半月前:グランピウスが連行された日
《芽月(ジェルミナル)/桜草の日(プリムヴェール)》:推定
【ドロテーアの過去の章】
グランピウスはドロテーアの誕生日(?)に、ドレスと「銀の靴」を贈る。(17歳)
その後、王国の調査機関(ズム・ドードーとビーコート)に捕らえられ、連行される。
ドロテーアは、家に押し入ってきた兵士から逃げる際に片方の銀の靴を落としてしまう。
父の連行を知ったドロテーアは、護身用のレイピア「エアリエル」と、「銀の靴」を手にし、調査船ノーティラス号に乗り込んだ。
◆3日前
《芽月(ジェルミナル)/クマシデの日(Charme)》
調査船ノーティラス号から王国への連絡が途絶える。
※28話(アトラント出航の翌日)のセリフ「四日前より連絡が途絶えていた」より
〜ここから本編〜
◆エメラルド街道1日目
《芽月(ジェルミナル)/蜜蜂の日(アベイユ)》:確定
《日中》
【アトラントの章】
アトラントにて、ドロテーアとアルフレドは協力関係となり、エメラルドを目指す。
アルフレドはピグマイオイの親子を解放し、光る紐のSPELLを正式に手に入れる。
さらには島を脱出するため、フギンとムニン、そして大旦那を討伐。3000年に渡るアトラントの都と姫にかけられた呪縛が解け、アルフレドは海流を操るSPELLを譲り受けた。
溺れたパンチネロをドロテーアが助けたことにより、彼も同行することに。パンチネロの目的地はブーメレン。二人と一羽を乗せ、ノーティラス号出航。
《夜》
【ドロテーアの過去の章】
怪我で倒れたアルフレドが目を覚ます。
ドロテーアが旅の経緯を語る。
◆エメラルド街道2日目
《芽月(ジェルミナル)/レタスの日(Laitue)》
《朝》
【ドロテーアの過去の章】
アルフレドが馴れ合い不要宣言をして操縦室に引き篭もる。(27話)
※昨晩ドロテーアが作った飲み物のカップと手紙がテーブルに置かれているので、翌朝だとわかる。
《日中》
【死の海流の章】
ノーティラス号が王国の軍艦ブリストルに捕捉される。
解き放たれた鬼人(トロール)兄弟によってパンチネロとドロテーアが気絶。
アルフレドは兄弟を討伐後、現れた白兎のジョーカーにより瀕死の状態に。
更には火を放たれ、船が転覆し、襲ってきた海王烏賊(クラーケン)共々、怪物鯨に飲み込まれた。
※29話のドロテーアの「さっき話しかけないでって言われちゃったし」というセリフから、27話の翌朝と同日であることがわかる。
《夕方〜夜》
【怪物鯨の腹の中】
かつて怪物鯨に飲み込まれたサザーランドにより、一行は救出される。
その夜、ドロテーアは、船上で助けられなかった兵士の幻覚を見て発狂する。
なんとか落ち着きを取り戻し、夕飯後、この国の成り立ちの話に耳を傾けた。
◆エメラルド街道3日目
《芽月(ジェルミナル)/唐松の日(mélèze)、ヨーロッパカラマツの日》
《早朝》
【パンチネロの特技】
パンチネロが披露した歌声に鯨が苦しめられ、部屋が壊滅状態に。
コローディの警備員は、西の海に巨大な鯨が出現したのを観測する。
※ドロの発狂騒動→夕食→長話で徹夜→パンチネロの殺人ソナーで鯨が海上に上がった時には、朝靄がかかる描写があったので、既に一晩越えたことがわかる。
【憎悪の怨霊】
意見の食い違いをきっかけに、アルフレドはこれまでの鬱憤が爆発し、憎悪の怨霊を生み出してしまう。
怨霊を倒し、サザーランドを説得し、一行は脱出に向けて結束を固めた。
◆脱出に向けての9日間
【脱出準備】
通信機、グライダーなどを準備。
【コローディの動き】
◆エメラルド街道7日目:一週間を10日間(フランス革命暦)とした場合
《芽月(ジェルミナル)/花蘇芳の日(Gainier)》:推定
一年後の公納金引き上げの通達で、メイベル主査がコローディに出向く。
※75話、一週間後にメージ・グリフォンがコローディが視察に来るというセリフから逆算。
◆エメラルド街道10日目付近
【フランダーシル焦土化】
かねてから王国に対し反発を続けてきた街フランダーシル。公納金引き上げに応じなかったのをきっかけに王国軍に攻め入られ、町が焼き払われた。
街の人々は、殺されるか、あるいは奴隷となった。
※111話の「使者が帰ってから三日後」というセリフより
◆エメラルド街道13日目
《芽月(ジェルミナル)/アネモネの日(Anémone)》:推定
爆音で鯨を苦しめたのち、牙を破壊して脱出。
サザーランドの旅立ちを見送り、コローディを目指す。
※サーカス乱入の日から逆算、85話、鯨から脱出して3日のセリフから逆算。
◆エメラルド街道16日目
《芽月(ジェルミナル)/孵卵器の日(Couvoir)》:推定
【一行の動き】
コローディ到着。
モコ婆が営む質屋にてグランピウスに関する情報収集。
騎兵盤で所持金を増やす。
オズにさらわれたドロテーアを奪還。
その際の戦闘が原因で街に厳戒体制が敷かれる。
《夜》
領主邸に呼び出されたダッカー隊長が、翌日の視察ルート変更を言い渡される。
《真夜中》
サーカス団員から暴行されていたフェリシテをアルフレドが救い、サーカスの情報を得る。
◆エメラルド街道17日目
《花月(Floréal)/バラの日(Rose)》:推定
【一行の動き】
衣替えを済ませ、サーカス鑑賞へ。
非道な演目に怒りを覚えたドロテーアが闘技場へ乱入。
アルフレドの筋書きは「サーカスへ乱入した銀細工師の娘が、大勢の観客の前で死亡する」
さらには奴隷の解放と放火任務、意図に気づいたドロテーアも、渾身の落命を演じた。
その後ボンバイエ座長を拘束し、馬車で街を出る。道中、座長は奴隷印の電撃で死亡。
◆エメラルド街道18日目
《花月(Floréal)/カシの日(Chêne)》
【王都の動き】
「銀細工師の部族長の娘死亡」の情報は報告官オグにより、女王の耳に伝わる。
「遺体が行方不明」との追加情報を述べたのち、オグは断頭された。
【一行の動き】
はぐれ一角馬(ユニコーン)の接近と、喰獣族(ノール)の奇襲。
馬車馬を潰され、止むを得ず戦闘。4時間の激闘の末殲滅させた。
※第147篇のコメント欄で気付いたんですが、ノールの襲撃に遭った時の背景が前話(第139篇、ボンバイエとの決裂)と比べて明るいことから、これは日中ではないかと考えられます。
◆エメラルド街道19日目
《花月(Floréal)/シダの日(Fougère)》
《明方》
一角馬(ユニコーン)を走らせ草原を通過。
《日中》
新聞の一面には、コローディ警備隊処刑のニュースが載る。ニュースを知ったアルフレドは、トレンデルで一泊するはずだったが予定を変更。その日のうちにトレンデルを発つことに。
【剣の王国】戦闘スタイルまとめ
※SPELL(スペル)一覧は以下のページ
https://tsuruginooukokumatome.hatenablog.com/entry/2018/08/18/225555
[2019.03.20] 喰獣族(ノール)追加
【目次】
アルフレド
アルフレドの戦い方は、実践経験に裏打ちされた体躯と、彼自身の膨大な知識を活かして戦います。相手の特性を冷静に分析し、自分が取るべき行動を導き出す──と言った感じで、状況判断に長けています。
グレイプニル/ニール
島の生活においては、ナイフや弓矢など一般的な武器を使用していましたが、ピグマイオイの親子との取引により、島を出る日に正式に譲渡されました。
作中では途中から「ニール」という呼び方に変わっていますが、某禁則ワードを含んでるからかもしれないですね。
「ニール」の方が技名を組み合わせる時の語呂が良いです。
【技名一覧】
- 光芒の尾紐(グレイプニル/ニール)
- 一本の紐の状態。
- 巨人の尾紐(ガリバー・ニール)
- 人を拘束するときによく使う。
- 巨人の紐枷(ガリバー・グレイプニル)
- 多分ガリバー・ニールと同じ。
- 擬似餌の釣り針合わせ(フッキング・グレイプニル)
- 罠を仕掛けて誘導する。(5話)
- 空腹蜘蛛の綾取り寝床(ハングリースパイダー・グレイプニル)
- 蜘蛛の巣状に張り巡らせる。(5話)
- 光芒の照照坊主(ハンギング・グレイプニル)
- 主にスカートを履いた女性を吊るす際に、下着が露出しないよう配慮した技。(17話)
- 巨神の紐枷(グレートガリバー・グレイプニル)
- 縄状に編み込んで強度を増す。(17話)
- 光芒の目隠し鬼(ブラインド・グレイプニル)
- 目元をぐるぐる巻きにして目隠しする。(35話)
- 光芒の蝶蝶結び(ラッピング・グレイプニル)
- 蝶蝶結びで複数の対象を固定する。(35話)
- 光芒の十字磔刑(ダークレイブン・グレイプニル)
- 黒いマストを磔台に見立てた技。(35話)
- 光芒の巾着切り(ピックポケット・ニール)
- ピックポケット=スリ、巾着切り=スリ。(36話)
- 光芒の刺繍糸(ステッチ・ニール)
- サーカスの安全ネットみたいな感じに網を張る。(62話)
- 光芒の糸繰(リーリング・ニール)
- リーリング=釣り用語。リールを巻く。糸繰り(いとくり)=糸を紡ぐこと。(82話)
- ちょっと気になった事
アルフレドがドロテーアにSPELL使う時って、「糸」関連が多いですね。釣り針、蜘蛛(糸を吐く)、照照坊主(糸で吊るす)、リーリング、糸繰り。
6話(ドロに取引を持ちかけた回)の扉絵も赤い魚を釣っていました。
釣った魚扱いなのかな。
【長所】
- 「紐」という性質を利用して、いくつもの形状を作り出せる。
- 「光」という性質も持ち合わせているので、光度を上げる技が出て来たことも。
【短所】
- ナイフに弱い
- 紐に強度が存在するので大きい動物が相手の時は工夫が必要。
- 光の筋が発現するので、敏捷性の高い相手の時は工夫が必要。
- 紐を巻き付ける場所がないひらけた場所では、使い方が制限される。
具現化数式
周囲の粒子をSPELL粒子に変換し、一時的にSPELLを生み出す。
膨大なSPELL粒子に関する知識を有するアルフレドこそが使いこなせる高等SPELL。
詳細は以下。
https://tsuruginooukokumatome.hatenablog.com/entry/2018/08/18/225555
数式の詳細は以下
https://tsuruginooukokumatome.hatenablog.com/entry/2018/10/02/003259
【長所】
- 知識さえあればあらゆるSPELLを再現可能
【短所】
- 使い手を選ぶ
- 記述する時間そのものがタイムロス。差し迫った状況では使うのが難しい。
◆黒騎の鐡脚(クライトン・グランデ)
鋼の脚部装備。ゲミ炭素と鉄から精製する。
脚力が増す。水面を浮くことも可能(足の裏から空気を出している?)
攻撃方法は主にキック。
◆黒騎の鐡腕(クライトン・フィンディア)
鋼の腕部装備。もんの凄く硬い鋼。
攻撃方法は主にパンチ。
格闘術
100話においてアルフレドが柔術を使うことが明示されました。
◆四方投げ
100話の技をググってみたんですが多分「四方投げ」というやつです。
いわゆる合気道の技で、見た感じ、人はどうしても手首を捻られた方へ体重を移動してしまう、というのを利用して倒す感じですかね。
【参考】
四方投げ1 Shihonage1 - YouTube
◆巴投げ
読み返しをしていたら、この時すでに格闘術っぽいことしてるなあと思ったやつです。
【どこで習ったのか】
独学での実践経験においても、より合理性を突き詰めていけば格闘術に近くなる──のかなあ……。
特にアルフレドは島の生活で侵入者を捕らえる生活を送って来たので、生け捕りにするメソッドをいくつか編み出しているのでしょう。殺すのと生け捕るのじゃ切るべきカードも違います。
あるいはジルコニアに教わってるとか。
彼女は長寿な種族で、作中いつも旅をしていたような印象が強いです。案外長く生きていれば東洋人的な種族の知り合いもいたり? あるいは訪れたことがあったり?
もしくは──
「貴様その技はッ……どこで覚えた⁉︎」
「本で読んだ」
ドロテーア
ドロテーアの戦い方は主に剣術になります。先人たちが何世紀にも渡って洗練させてきた技を叩き込まれているわけです。なので戦闘の最中にあれこれ考えずとも自分の取るべき行動がわかるのです。まさしく「Don't Think. Feel!」
銀の靴
円卓の五部族の一つ、銀細工師の部族に受け継がれしSPELLを宿した靴。
かかとを打ち付けて風を発生させる。何故か左だけちょっと大きい。
【技名一覧】
- 竜巻のステップ
- 床や足場になるところに強く打ち付け、竜巻を発生させる。この竜巻によって遠くにあるエアリアルを運んでくる描写が何回かある。攻撃に使ったり、何かの衝撃を和らげたり汎用性が高そう。
- 竜巻のフィガー
- 突き技との組み合わせ攻撃。4話では構え時と攻撃時の向きが逆になっているので、おそらく間に何かしらのステップを踏んでるのかも。
「フィガー」をググったら社交ダンス用語で、「2歩以上のステップを連続させ一定の形となったもの。」だそうです。 - ぜんまい式舞踏会(ツイスター・ワルツ)
- 周りに風を発生させ、回転する勢いで攻撃する。
- その他
- 4話では、技名はとくになかったんですが足場に風を起こして、移動にかかる力を和らげて軽やかなステップを踏んだりしてます。
- 信号旗の兵隊さん巻〜つむじ風を添えて〜(タイフーン・クイックステップ)
- 兵士を信号旗でぐるぐる巻きにする技。「旗を巻く」という慣用句(降参するという意味)に掛かってます。(29話)
- 疾風のスティング(はやての-)
- エアリエルとの合わせ技。一点に集中させた風力でエアリエルを矢のように飛ばす。スティング=ちくりと刺す。昆虫や植物のトゲ。(70話)
- ドロテーアスピン
- 空気を変えるSPELL。
【銀の靴にまつわる謎】
この靴は彼女の17歳の誕生日に父であるグランピウスから送られました。奇しくもその日彼は捕まってしまったので、靴の使い方などを伝授する時間はなかったと思うのですが、彼女がどうやって使い方を知ったのか一つ謎です。
もう一つ、軍艦に襲われた際にこの銀の靴が赤く変色しました。まるで血の色を吸収するかのように。ドロテーアの心理状態も影響するような感じでしたけど、単なるオカルト現象……ってだけじゃなく、先生のことなのでなんらかの理屈、メカニズムは用意されていると思います。
エアリエル
エアリアルの剣の種類は、いわゆるフェンシングで使うような、先の尖った細身でしなりが強い剣です。このしなりを利用して瞬時に移動する技も出てきました。
この剣での攻撃スタイルは「突き」が中心になります。
ドロテーアは度々エアリアルを人格があるかのように名前で呼びますが、これは愛着表現なんでしょうか。
ドワーフ流剣術
普段はドジ担当、しかしこと剣術になると卓越した剣技を披露し、周囲を驚かせます。なんせ師匠はグランピウス。
力任せに「突く」んじゃなくて、確実に貫通させるために編み出されたんでしょうか。足止めすることに重きを置いているからか、もっと別の理由があるのか。
ところで男の急所攻撃をしてたんですがあれもグランピウスが教えたのだろうか。
何やら他にも
ネタバレを含みます。最新話を読んでいない方は我慢して! 読んじゃダメ! 絶対!
文字の色を薄くしておりますので、お手数ですが文字選択で反転して読んでみてください。
スマホやタブレットの方はリーダー表示や、リーダーモードを利用すると読みやすくなります。
最初に、例のピンクのタイトルロゴが「あのSPELL」だと一部では言われていますが、「そうとは限らない」んじゃないかという前提でこれを書いています。
174話でアルフレドが彼女の力について考察します。その結果彼は「あのSPELL」と結論づけるのですが。
まず、自身が体験した4話の「①勝手に手が動く」という体験。更には「②視界が歪んで」見えていたようです。次にヒザンとの対峙において、「③ヒザンよりも早く間合いに入る」、「④突き技後の硬直」、という事をやっていました。まあ何となく「あのSPELL」でも説明が付きそうです。①は特にそうかもしれません。
ですが、彼女は130話においてとてもおかしな事をしています。仮にその「あのSPELL」を使ったとして、効かない相手が存在するようなのですが、女はもちろん、あのゴリラにも効いていない様子でした。しかしそのゴリラのコブシを、「彼女は一時止めました」。明確に止めてます。止めた状態で呼吸を三回整えてます。
この現象を何故アルフレドは考察に入れなかったのでしょう。入れなかったと言うより、入れられなかったのかもしれません。彼には気づく余地がなかったんじゃないか──つまり、ドロテーア時間止めてない? って事です。時止めの能力! なんせ彼女カンブリアの血筋ですからね。(←よく考えたらこれ確定じゃない。でも剣抜けるってことは……いやそもそも血筋じゃなくても条件合えば抜けるのか否か。とにかくここは削除)
となると③なんかはこっちかもしれませんね。もしくはそもそも俊敏。彼女の敏捷性の高さは5話で示されていました。
ついでに③の描写ですが、わざわざ集中線を手書きしているのですが、これはオズがドロを連れ去ろうと一行に近づくときにもこの描写が見られました。オズも何だか似たような能力を持っているかのような描写がいくつかあります。時止めの能力というか、彼は金細工師なのでワープを使ってるという描写かもしれないですね。しかし102話で彼は部族の血を引いてないような事も仄めかされているので謎なんですけど。そして耳元で優しい言葉をささやかれたドロがポーッとしだすという、某SPELLのような事もやっていたし、あとは空間を歪ませてましたね。何なんでしょう彼。今後彼女の力を紐解くのに一役買ってくれそうではありますが。
話を戻します。
あのゴリラを止めた時の描写も必要最小限で意図的なのか情報が少ないです。ゴリラのコブシを止めてかつ雄叫びを上げるなんてやったら場内の観客にどよめきが起こって、更にはアルフレドが注視してもおかしくなさそうなのに、なかったですね。アルフレドは普通に場内を出て行きました。時が止まってたのなら観客含め全員気づくことができない。
その後131話になると彼女はいきなり捕まっています。メタ的にも隠されているように思います。
最後に④の硬直についてですが、これも「あのSPELL」ではないんじゃないかと思います。両膝を刺された直後ですよね、硬直したのって。彼は確実に剣を振っていました。思い起こせば5話においても、アルフレドの太ももを狙い、「少しの間だけ身動きできなくするだけ」と言っています。てっきり足を負傷させるだけかと思っていたのですが、この技には「相手を硬直させる」という力があるようです。そして彼女はこれをわかって使っているという事、そしてそのためには刺す必要があると彼女が考えてる事。もしかしたらこれはエアリエルの力──という線があります。あるいは私の考えすぎ。「この世は解釈の寄せ集め」以上です。
その他のキャラクターの戦闘スタイル
アトラントの章
◆パンチネロ
精神攻撃。人を傷つけるために言葉を選ぶ。相手の弱点を「つつく」。
- パンチネロについてドロテーア
- 「あなたなんか全然怖くないわ」
【技名一覧】
- 絶対音感(地獄耳)
- 千里先の音を聞き分ける。
- 殺人ボイス(アルフレド命名)
- 破壊的な歌声を披露する。その響きは怪物鯨をも苦しめる。アルフレド曰く、「高音域の音響振動」。サザーランド曰く、「女面鳥(ハーピー)みたいな鳴き声」。相当な体力を消耗するらしく、これを披露した後は、彼はしばらく息絶え絶えになるか、気絶するように眠る。
【弱点】
- ドロテーアに弱い
- 情にもろい
◆ネモ・トンプソン
影絵のSPELLを操る。作中では犬の影絵を作って戦闘。
◆フギンとムニン
人を食べる。弱点は子供(卵)。
ドロテーアの過去の章
◆グランピウス
王への忠誠を示すレイピアを携える。
相手の剣を払って隙をつくる。彼の払いは相手の体勢をも崩す。
◆ビーコート
日本刀の使い手。かつてグランピウスから教えを受けた。剣の王国で作られた彼が、何故日本刀なのかが興味深い。
【技名一覧】
- 葉月の巧 芒払(はずきのこう すすきはらい)
- 円を描くように刀を一周させ、対象を斬る。開始と終了で体の向きが反転する。
【弱点】
- 額を破壊すると活動停止する。
◆ズム・ドードー
筒状のアイテム(万年筆だか印鑑だか)を使う何らかの能力(SPELLなんだろうけど)。グランピウス曰く残忍極まりないらしい。力の詳細は不明だが、グランピウスは身体中細かい切り傷をつくって捕まってしまった。
27話の描写だと、ネズミと鳩もこの能力にやられてそう。
もしかしたら旧五部族長捕縛の任務とあって、それなりのSPELLアイテムを与えられているのかも。
41話の列車襲撃の初弾は、彼によるものかもしれません。何かしらの回転がかかった攻撃です。
死の海流の章
◆王国軍・海兵
サーベルあるいは槍で戦う。
指示系統が存在し、命令によって動く。
広い船内と人数の多さゆえか、互いに呼びかけあって戦況の認識を統一させる。
◆ディンドン
でんでん太鼓に繋がれたモーニングスター(トゲ付きの鉄球)を振り回す。
- ディンドンについてアルフレド
- 「攻撃がワンパターンだな。弟より弱いんじゃねーの」
【弱点】
- 挑発に乗りやすい。
◆ダンドン
どちらからでも切れる諸刃の片手剣を振り回す。あるいは張り手。
◆白兎の「ジョーカー」
金時計を所有し、空間圧縮のSPELLを操る。
このチート能力に加え、飛び抜けた反応速度や身体能力を有する。
狡兎三窟。兎に角どこにでも穴を開け、身を隠したり現れたり強奪したり、物理法則を無視した戦い方をする。
体術においては、一瞬のうちに三発打撃を叩き込み、反応速度においても、三発打たれた銃弾を瞬時に穴を作って対応している。
兎角死角無し!
【技名一覧】
- 空間圧縮穴(ラビット・ホール)
- 空間同士を繋ぐ穴を開ける。(36話)
- 空間圧縮強盗(ピックポケット・ホール)
- 空間を繋げてものを盗む。「ピックポケット・ニール」へのアンサー(37話)
- 空間圧縮窓(ラビット・ウィンドウ)
- 空間にいくつもの穴を開け、それぞれ別の場所へと繋ぐ。監視モニター的な使い方。(38話)
ジルコニアの章
◆ジルコニア
冷気のSPELL/氷結のSPELLを操る。
冷気を操り、様々な形に氷を形成することができる。
41話ではシールドとして使っていたが、強力な物理攻撃に転用することも十分考えられる。
【技名一覧】
- 水晶碧の杖(クリスタルクォーツ・ロッド)
- 氷の結晶の付いた緑の杖を生成する。(41話)
- 水晶碧の大吹雪(クリスタルクォーツ・ブリザード)
- 氷の像が出来るほどの吹雪を起こす。(43話)
◆トト
変身能力があり、魔獣となって戦う。
鋭い爪と、鋭い牙、巨体ゆえ、一振りの攻撃が重い。
一掻きで一軒家が崩壊する。
◆メージ・グリフォン
腰から生えた翼により、空中戦が可能。
武器は主にサーベル。岩を砕くほど硬いトトの爪を、いとも簡単に両断した。
また異常なほどの腕力があるらしく、巨大化したトトの攻撃を受け止めていた。
更には、気付かぬほどの早業で何層もの傷を切り刻む。
ビーコートの章
◆もう一人の泥偶人形(黒髪坊主)
鎖の先に鉄の矢が付いた武器で戦う。
遠距離攻撃が得意。
その他ナイフを装備。
◆王国の女性兵士(顔にバッテン)
薙刀で戦う。
その他警棒とナイフを装備。
コローディの章
◆オズ・ワーロック
多段式聯宿剣(トランス・オービット)で戦う。
長身でアルフレドを投げ飛ばすほどにはフィジカルも強い。
剣の振り方は大振り。彼自身の手足も長いからかリーチがあり、片手ではあるが大剣を振り回しているかのような迫力。剣もそこそこ重い描写があるので、まさしく「一刀両断」といった感じ。
【技名一覧】
- 明速の天狼星(みょうそくのシリウス)
- 「多段式聯宿剣(トランス・オービット)」の一つの形態。発動すると剣が白く光り、剣速が上がる。片手で振り回す。シリウスは青白く発光し、太陽以外では、地球から最も明るく見える恒星なんだそうです。
- 漆黒の織姫星(しっこくのベガ)
- 「多段式聯宿剣(トランス・オービット)」のもう一つの形態。アルフレドの見立てによると、柄に充填したエネルギーを解放するSPELL。発動すると黒い大剣に姿を変え、その質量の影響なのか、周囲の景色がグニャッと歪む。オズ曰く、鬼人(トロール)をも両断する魔剣。
にしてもネーミングがロマンチストだなあ。この辺もアルと正反対。
- オズについてアルフレド
- 「変態野郎で決定だ」
【オズの謎】
ドロを抱きしめた時に、彼女は唐突にお花畑状態になっていましたが、オズは何かしら相手の精神に働きかけるSPELLを有してるんじゃないかって感じですよね。
耳元で囁くSPELL?
あと、キスを迫ったのも口説き目的以上の目的があったり?
◆金冠(ゴールデン・コロナ)の戦闘員:犬
変身応力がある。
トトと同じように爪や牙が鋭くなる。
体の一部や全体を強化または巨大化できる様子。
◆チェケ
ピストルを携帯している。
◆サーカス団員のダン(ダニエル・エルガー)
拳が自慢のチンピラ。小さい折りたたみナイフを携帯している。
◆リグワール・クラウン
ナイフ投げが得意。
瞬時に複数のナイフを裁く。
煙幕を炊くことによって投げたナイフの軌道を隠す。相手は直前でいきなりナイフが飛んでくるので、回避が間に合わない。
【技名】
- 鼠刺楽園(ナイブス・パラダイス)
- ナイブス=ナイフの複数形。鼠刺(ねずみさし)=ヒノキ科の植物ネズの別名、硬い針葉樹を有し、ネズミよけとして使われていたことが由来。大量のナイフが、あらゆる場所に刺さるように扇状に放たれる。
- リグワールについてジョン・レイン
- 「小賢しい」
◆グリス・テイマー
猛獣使い。
体術もそこそこ。
一人の人間を蹴ってそり返させるほどには脚力がある。
◆チャールズ・ボンバイエ
ピストルを所持している。
サーカスで囲っている奴隷に対し、契約主として奴隷印のSPELLを行使できる。
【技名】
- 奴隷印の電撃(マスターズ・ブリッツ)
- 対象の奴隷に対し、電撃を与える。大抵の奴隷は死に至る。ブリッツ=ドイツ語で電撃という意味。
◆サーカス団員
死を見世物にしているだけあって、使用する武器も本物。
各々、そこそこの戦闘能力は備えている。
◆ジョン・レイン
剛(ごう)のSPELLを操る。
肉弾戦が中心。
【技名】
- 殻弖重弩(プラズマ)
- 「からてじゅうど」って読むんですかね。空手と柔道? 弖=「て」と読みます。弩(おおゆみ/いしゆみ)=いわゆるクロスボウのことみたいです。([2019.02.09] 漢字を修正。殻弓一重弩→殻弖重弩)
◆ヒザン
似非サムライ。日本刀で戦う。
はっきりとした実力は描写されていなかったが、他の団員たちの反応や構え方から見ても、腕は確かそう。
ドロテーアと対峙した時は抜刀術らしき構えを取っていた。
(あらかじめ刀を抜くタイミングはあったはずだし、相手もリーチのあるレイピアと来てるので、そこであえて抜刀術で待ち構えるというのは、技に自信がないとそういう選択はしないかなーとか思います)
◆処刑ゴリラ
鬼人(トロール)にもまさる巨体。その上反応速度も異常な速さ。
捕えられたら最後、彼が人間を殺すのは赤子の腕をひねるよりも簡単。
骨の粉砕音を好み、そのため特に女性の場合はゆっくりと殺される。
◆ツインズ
長い竹の棒を武器としている。
竹をクロスさせて叩く、あるいは挟み込む。
息の合った動きを見せる。
◆喰獣族(ノール)
集団で襲う。武器は石や木を使った原始的なもの使用(石斧、棍棒、鋭利に研いだ石)。
猿のように木々を渡り、武器も腕で振り回すものが多いことから、多分、腕力や握力が発達しる。
言語を介した意思疎通を行い、ある程度の知恵と統率力がある。
- 喰獣族(ノール)についてアルフレド
- 「盛りすぎだろコイツら」