【剣の王国】戦闘スタイルまとめ

各キャラクターの境遇や思考に裏打ちされた戦い方の違い、戦闘中の演出や動きのわかりやすさ、SPELL(スペル)という不思議な力の存在。「剣の王国」のアクションシーンは見ごたえ抜群です。
※SPELL(スペル)一覧は以下のページ
https://tsuruginooukokumatome.hatenablog.com/entry/2018/08/18/225555

[2019.03.20] 喰獣族(ノール)追加

【目次】

ルフレ

ルフレドの戦い方は、実践経験に裏打ちされた体躯と、彼自身の膨大な知識を活かして戦います。相手の特性を冷静に分析し、自分が取るべき行動を導き出す──と言った感じで、状況判断に長けています。

グレイプニル/ニール

「光る紐」というよりは「紐状の光」という感じに見えます。

島の生活においては、ナイフや弓矢など一般的な武器を使用していましたが、ピグマイオイの親子との取引により、島を出る日に正式に譲渡されました。
作中では途中から「ニール」という呼び方に変わっていますが、某禁則ワードを含んでるからかもしれないですね。
「ニール」の方が技名を組み合わせる時の語呂が良いです。

【技名一覧】

光芒の尾紐(グレイプニル/ニール)
一本の紐の状態。
巨人の尾紐(ガリバー・ニール)
人を拘束するときによく使う。
巨人の紐枷(ガリバー・グレイプニル)
多分ガリバー・ニールと同じ。
擬似餌の釣り針合わせ(フッキング・グレイプニル)
罠を仕掛けて誘導する。(5話)
空腹蜘蛛の綾取り寝床(ハングリースパイダー・グレイプニル)
蜘蛛の巣状に張り巡らせる。(5話)
光芒の照照坊主(ハンギング・グレイプニル)
主にスカートを履いた女性を吊るす際に、下着が露出しないよう配慮した技。(17話)
巨神の紐枷(グレートガリバー・グレイプニル)
縄状に編み込んで強度を増す。(17話)
光芒の目隠し鬼(ブラインド・グレイプニル)
目元をぐるぐる巻きにして目隠しする。(35話)
光芒の蝶蝶結び(ラッピング・グレイプニル)
蝶蝶結びで複数の対象を固定する。(35話)
光芒の十字磔刑(ダークレイブン・グレイプニル)
黒いマストを磔台に見立てた技。(35話)
光芒の巾着切り(ピックポケット・ニール)
ピックポケット=スリ、巾着切り=スリ。(36話)
光芒の刺繍糸(ステッチ・ニール)
サーカスの安全ネットみたいな感じに網を張る。(62話)
光芒の糸繰(リーリング・ニール)
リーリング=釣り用語。リールを巻く。糸繰り(いとくり)=糸を紡ぐこと。(82話)
  • ちょっと気になった事
    アルフレドがドロテーアにSPELL使う時って、「糸」関連が多いですね。釣り針、蜘蛛(糸を吐く)、照照坊主(糸で吊るす)、リーリング、糸繰り。
    6話(ドロに取引を持ちかけた回)の扉絵も赤い魚を釣っていました。
    釣った魚扱いなのかな。

【長所】

  • 「紐」という性質を利用して、いくつもの形状を作り出せる。
  • 「光」という性質も持ち合わせているので、光度を上げる技が出て来たことも。

【短所】

  • ナイフに弱い
  • 紐に強度が存在するので大きい動物が相手の時は工夫が必要。
  • 光の筋が発現するので、敏捷性の高い相手の時は工夫が必要。
  • 紐を巻き付ける場所がないひらけた場所では、使い方が制限される。

具現化数式

周囲の粒子をSPELL粒子に変換し、一時的にSPELLを生み出す。
膨大なSPELL粒子に関する知識を有するアルフレドこそが使いこなせる高等SPELL。
詳細は以下。
https://tsuruginooukokumatome.hatenablog.com/entry/2018/08/18/225555
数式の詳細は以下
https://tsuruginooukokumatome.hatenablog.com/entry/2018/10/02/003259

【長所】

  • 知識さえあればあらゆるSPELLを再現可能

【短所】

  • 使い手を選ぶ
  • 記述する時間そのものがタイムロス。差し迫った状況では使うのが難しい。

◆黒騎の鐡脚(クライトン・グランデ)
鋼の脚部装備。ゲミ炭素と鉄から精製する。
脚力が増す。水面を浮くことも可能(足の裏から空気を出している?)
攻撃方法は主にキック。

◆黒騎の鐡腕(クライトン・フィンディア)
鋼の腕部装備。もんの凄く硬い鋼。
攻撃方法は主にパンチ。

格闘術

100話においてアルフレドが柔術を使うことが明示されました。

四方投げ
100話の技をググってみたんですが多分「四方投げ」というやつです。
いわゆる合気道の技で、見た感じ、人はどうしても手首を捻られた方へ体重を移動してしまう、というのを利用して倒す感じですかね。

【参考】
四方投げ1 Shihonage1 - YouTube

◆巴投げ
読み返しをしていたら、この時すでに格闘術っぽいことしてるなあと思ったやつです。

これ↓
コメント欄では「巴投げ」と突っ込まれていました。巴投げは本来足の裏を使うのですが、この場合はそこまでのリーチもなかったのでそのまま脛で投げたって感じですね。

【どこで習ったのか】
独学での実践経験においても、より合理性を突き詰めていけば格闘術に近くなる──のかなあ……。
特にアルフレドは島の生活で侵入者を捕らえる生活を送って来たので、生け捕りにするメソッドをいくつか編み出しているのでしょう。殺すのと生け捕るのじゃ切るべきカードも違います。
あるいはジルコニアに教わってるとか。
彼女は長寿な種族で、作中いつも旅をしていたような印象が強いです。案外長く生きていれば東洋人的な種族の知り合いもいたり? あるいは訪れたことがあったり?
もしくは──
「貴様その技はッ……どこで覚えた⁉︎」
「本で読んだ」

ドロテーア

ドロテーアの戦い方は主に剣術になります。先人たちが何世紀にも渡って洗練させてきた技を叩き込まれているわけです。なので戦闘の最中にあれこれ考えずとも自分の取るべき行動がわかるのです。まさしく「Don't Think. Feel!」

銀の靴

円卓の五部族の一つ、銀細工師の部族に受け継がれしSPELLを宿した靴。
かかとを打ち付けて風を発生させる。何故か左だけちょっと大きい。

【技名一覧】

竜巻のステップ
床や足場になるところに強く打ち付け、竜巻を発生させる。この竜巻によって遠くにあるエアリアルを運んでくる描写が何回かある。攻撃に使ったり、何かの衝撃を和らげたり汎用性が高そう。
竜巻のフィガー
突き技との組み合わせ攻撃。4話では構え時と攻撃時の向きが逆になっているので、おそらく間に何かしらのステップを踏んでるのかも。
「フィガー」をググったら社交ダンス用語で、「2歩以上のステップを連続させ一定の形となったもの。」だそうです。
ぜんまい式舞踏会(ツイスター・ワルツ)
周りに風を発生させ、回転する勢いで攻撃する。
その他
4話では、技名はとくになかったんですが足場に風を起こして、移動にかかる力を和らげて軽やかなステップを踏んだりしてます。
信号旗の兵隊さん巻〜つむじ風を添えて〜(タイフーン・クイックステップ)
兵士を信号旗でぐるぐる巻きにする技。「旗を巻く」という慣用句(降参するという意味)に掛かってます。(29話)
疾風のスティング(はやての-)
エアリエルとの合わせ技。一点に集中させた風力でエアリエルを矢のように飛ばす。スティング=ちくりと刺す。昆虫や植物のトゲ。(70話)
ドロテーアスピン
空気を変えるSPELL。

【銀の靴にまつわる謎】
この靴は彼女の17歳の誕生日に父であるグランピウスから送られました。奇しくもその日彼は捕まってしまったので、靴の使い方などを伝授する時間はなかったと思うのですが、彼女がどうやって使い方を知ったのか一つ謎です。
もう一つ、軍艦に襲われた際にこの銀の靴が赤く変色しました。まるで血の色を吸収するかのように。ドロテーアの心理状態も影響するような感じでしたけど、単なるオカルト現象……ってだけじゃなく、先生のことなのでなんらかの理屈、メカニズムは用意されていると思います。

エアリエル

エアリアルの剣の種類は、いわゆるフェンシングで使うような、先の尖った細身でしなりが強い剣です。このしなりを利用して瞬時に移動する技も出てきました。
この剣での攻撃スタイルは「突き」が中心になります。
ドロテーアは度々エアリアルを人格があるかのように名前で呼びますが、これは愛着表現なんでしょうか。

ドワーフ流剣術

普段はドジ担当、しかしこと剣術になると卓越した剣技を披露し、周囲を驚かせます。なんせ師匠はグランピウス。

小柄なドワーフの戦術は、基本的には足を狙い、相手の股下をくぐるなど、死角を利用した戦いに長けています。

なんかネジってますね。
力任せに「突く」んじゃなくて、確実に貫通させるために編み出されたんでしょうか。足止めすることに重きを置いているからか、もっと別の理由があるのか。

ところで男の急所攻撃をしてたんですがあれもグランピウスが教えたのだろうか。

何やら他にも

ネタバレを含みます。最新話を読んでいない方は我慢して! 読んじゃダメ! 絶対!
文字の色を薄くしておりますので、お手数ですが文字選択で反転して読んでみてください。
スマホタブレットの方はリーダー表示や、リーダーモードを利用すると読みやすくなります。


 最初に、例のピンクのタイトルロゴが「あのSPELL」だと一部では言われていますが、「そうとは限らない」んじゃないかという前提でこれを書いています。
 174話でアルフレドが彼女の力について考察します。その結果彼は「あのSPELL」と結論づけるのですが。
 まず、自身が体験した4話の「①勝手に手が動く」という体験。更には「②視界が歪んで」見えていたようです。次にヒザンとの対峙において、「③ヒザンよりも早く間合いに入る」、「④突き技後の硬直」、という事をやっていました。まあ何となく「あのSPELL」でも説明が付きそうです。①は特にそうかもしれません。
 ですが、彼女は130話においてとてもおかしな事をしています。仮にその「あのSPELL」を使ったとして、効かない相手が存在するようなのですが、女はもちろん、あのゴリラにも効いていない様子でした。しかしそのゴリラのコブシを、「彼女は一時止めました」。明確に止めてます。止めた状態で呼吸を三回整えてます。
 この現象を何故アルフレドは考察に入れなかったのでしょう。入れなかったと言うより、入れられなかったのかもしれません。彼には気づく余地がなかったんじゃないか──つまり、ドロテーア時間止めてない? って事です。時止めの能力! なんせ彼女カンブリアの血筋ですからね。(←よく考えたらこれ確定じゃない。でも剣抜けるってことは……いやそもそも血筋じゃなくても条件合えば抜けるのか否か。とにかくここは削除)
 となると③なんかはこっちかもしれませんね。もしくはそもそも俊敏。彼女の敏捷性の高さは5話で示されていました。
 ついでに③の描写ですが、わざわざ集中線を手書きしているのですが、これはオズがドロを連れ去ろうと一行に近づくときにもこの描写が見られました。オズも何だか似たような能力を持っているかのような描写がいくつかあります。時止めの能力というか、彼は金細工師なのでワープを使ってるという描写かもしれないですね。しかし102話で彼は部族の血を引いてないような事も仄めかされているので謎なんですけど。そして耳元で優しい言葉をささやかれたドロがポーッとしだすという、某SPELLのような事もやっていたし、あとは空間を歪ませてましたね。何なんでしょう彼。今後彼女の力を紐解くのに一役買ってくれそうではありますが。
 話を戻します。
 あのゴリラを止めた時の描写も必要最小限で意図的なのか情報が少ないです。ゴリラのコブシを止めてかつ雄叫びを上げるなんてやったら場内の観客にどよめきが起こって、更にはアルフレドが注視してもおかしくなさそうなのに、なかったですね。アルフレドは普通に場内を出て行きました。時が止まってたのなら観客含め全員気づくことができない。
その後131話になると彼女はいきなり捕まっています。メタ的にも隠されているように思います。
 最後に④の硬直についてですが、これも「あのSPELL」ではないんじゃないかと思います。両膝を刺された直後ですよね、硬直したのって。彼は確実に剣を振っていました。思い起こせば5話においても、アルフレドの太ももを狙い、「少しの間だけ身動きできなくするだけ」と言っています。てっきり足を負傷させるだけかと思っていたのですが、この技には「相手を硬直させる」という力があるようです。そして彼女はこれをわかって使っているという事、そしてそのためには刺す必要があると彼女が考えてる事。もしかしたらこれはエアリエルの力──という線があります。あるいは私の考えすぎ。「この世は解釈の寄せ集め」以上です。

その他のキャラクターの戦闘スタイル

アトラントの章

◆パンチネロ
精神攻撃。人を傷つけるために言葉を選ぶ。相手の弱点を「つつく」。

パンチネロについてドロテーア
「あなたなんか全然怖くないわ」

【技名一覧】

絶対音感(地獄耳)
千里先の音を聞き分ける。
殺人ボイス(アルフレド命名)
破壊的な歌声を披露する。その響きは怪物鯨をも苦しめる。アルフレド曰く、「高音域の音響振動」。サザーランド曰く、「女面鳥(ハーピー)みたいな鳴き声」。相当な体力を消耗するらしく、これを披露した後は、彼はしばらく息絶え絶えになるか、気絶するように眠る。

【弱点】

  • ドロテーアに弱い
  • 情にもろい

◆ネモ・トンプソン
影絵のSPELLを操る。作中では犬の影絵を作って戦闘。

◆フギンとムニン
人を食べる。弱点は子供(卵)。

ドロテーアの過去の章

◆グランピウス
王への忠誠を示すレイピアを携える。
相手の剣を払って隙をつくる。彼の払いは相手の体勢をも崩す。

◆ビーコート
日本刀の使い手。かつてグランピウスから教えを受けた。剣の王国で作られた彼が、何故日本刀なのかが興味深い。
【技名一覧】

葉月の巧 芒払(はずきのこう すすきはらい)
円を描くように刀を一周させ、対象を斬る。開始と終了で体の向きが反転する。

【弱点】

  • 額を破壊すると活動停止する。

◆ズム・ドードー
筒状のアイテム(万年筆だか印鑑だか)を使う何らかの能力(SPELLなんだろうけど)。グランピウス曰く残忍極まりないらしい。力の詳細は不明だが、グランピウスは身体中細かい切り傷をつくって捕まってしまった。
27話の描写だと、ネズミと鳩もこの能力にやられてそう。
もしかしたら旧五部族長捕縛の任務とあって、それなりのSPELLアイテムを与えられているのかも。
41話の列車襲撃の初弾は、彼によるものかもしれません。何かしらの回転がかかった攻撃です。

死の海流の章

◆王国軍・海兵
サーベルあるいは槍で戦う。
指示系統が存在し、命令によって動く。
広い船内と人数の多さゆえか、互いに呼びかけあって戦況の認識を統一させる。

◆ディンドン
でんでん太鼓に繋がれたモーニングスター(トゲ付きの鉄球)を振り回す。

ディンドンについてアルフレ
「攻撃がワンパターンだな。弟より弱いんじゃねーの」

【弱点】

  • 挑発に乗りやすい。

◆ダンドン
どちらからでも切れる諸刃の片手剣を振り回す。あるいは張り手。

◆白兎の「ジョーカー」
金時計を所有し、空間圧縮のSPELLを操る。
このチート能力に加え、飛び抜けた反応速度や身体能力を有する。
狡兎三窟。兎に角どこにでも穴を開け、身を隠したり現れたり強奪したり、物理法則を無視した戦い方をする。
体術においては、一瞬のうちに三発打撃を叩き込み、反応速度においても、三発打たれた銃弾を瞬時に穴を作って対応している。
兎角死角無し!
【技名一覧】

空間圧縮穴(ラビット・ホール)
空間同士を繋ぐ穴を開ける。(36話)
空間圧縮強盗(ピックポケット・ホール)
空間を繋げてものを盗む。「ピックポケット・ニール」へのアンサー(37話)
空間圧縮窓(ラビット・ウィンドウ)
空間にいくつもの穴を開け、それぞれ別の場所へと繋ぐ。監視モニター的な使い方。(38話)

ジルコニアの章

ジルコニア
冷気のSPELL/氷結のSPELLを操る。
冷気を操り、様々な形に氷を形成することができる。
41話ではシールドとして使っていたが、強力な物理攻撃に転用することも十分考えられる。
【技名一覧】

水晶碧の杖(クリスタルクォーツ・ロッド)
氷の結晶の付いた緑の杖を生成する。(41話)
水晶碧の大吹雪(クリスタルクォーツ・ブリザード)
氷の像が出来るほどの吹雪を起こす。(43話)

◆トト
変身能力があり、魔獣となって戦う。
鋭い爪と、鋭い牙、巨体ゆえ、一振りの攻撃が重い。
一掻きで一軒家が崩壊する。

◆メージ・グリフォン
腰から生えた翼により、空中戦が可能。
武器は主にサーベル。岩を砕くほど硬いトトの爪を、いとも簡単に両断した。
また異常なほどの腕力があるらしく、巨大化したトトの攻撃を受け止めていた。
更には、気付かぬほどの早業で何層もの傷を切り刻む。

ビーコートの章

◆もう一人の泥偶人形(黒髪坊主)
鎖の先に鉄の矢が付いた武器で戦う。
遠距離攻撃が得意。
その他ナイフを装備。

◆王国の女性兵士(顔にバッテン)
薙刀で戦う。
その他警棒とナイフを装備。

コローディの章

◆オズ・ワーロック
多段式聯宿剣(トランス・オービット)で戦う。
長身でアルフレドを投げ飛ばすほどにはフィジカルも強い。
剣の振り方は大振り。彼自身の手足も長いからかリーチがあり、片手ではあるが大剣を振り回しているかのような迫力。剣もそこそこ重い描写があるので、まさしく「一刀両断」といった感じ。
【技名一覧】

明速の天狼星(みょうそくのシリウス)
「多段式聯宿剣(トランス・オービット)」の一つの形態。発動すると剣が白く光り、剣速が上がる。片手で振り回す。シリウスは青白く発光し、太陽以外では、地球から最も明るく見える恒星なんだそうです。
漆黒の織姫星(しっこくのベガ)
「多段式聯宿剣(トランス・オービット)」のもう一つの形態。アルフレドの見立てによると、柄に充填したエネルギーを解放するSPELL。発動すると黒い大剣に姿を変え、その質量の影響なのか、周囲の景色がグニャッと歪む。オズ曰く、鬼人(トロール)をも両断する魔剣。

にしてもネーミングがロマンチストだなあ。この辺もアルと正反対。

オズについてアルフレド
「変態野郎で決定だ」

【オズの謎】
ドロを抱きしめた時に、彼女は唐突にお花畑状態になっていましたが、オズは何かしら相手の精神に働きかけるSPELLを有してるんじゃないかって感じですよね。
耳元で囁くSPELL?
あと、キスを迫ったのも口説き目的以上の目的があったり?

◆金冠(ゴールデン・コロナ)の戦闘員:犬
変身応力がある。
トトと同じように爪や牙が鋭くなる。
体の一部や全体を強化または巨大化できる様子。

◆チェケ
ピストルを携帯している。

◆サーカス団員のダン(ダニエル・エルガー)
拳が自慢のチンピラ。小さい折りたたみナイフを携帯している。

◆リグワール・クラウン
ナイフ投げが得意。
瞬時に複数のナイフを裁く。
煙幕を炊くことによって投げたナイフの軌道を隠す。相手は直前でいきなりナイフが飛んでくるので、回避が間に合わない。
【技名】

鼠刺楽園(ナイブス・パラダイス)
ナイブス=ナイフの複数形。鼠刺(ねずみさし)=ヒノキ科の植物ネズの別名、硬い針葉樹を有し、ネズミよけとして使われていたことが由来。大量のナイフが、あらゆる場所に刺さるように扇状に放たれる。
リグワールについてジョン・レイン
「小賢しい」

◆グリス・テイマー
猛獣使い。
体術もそこそこ。
一人の人間を蹴ってそり返させるほどには脚力がある。

◆チャールズ・ボンバイエ
ピストルを所持している。
サーカスで囲っている奴隷に対し、契約主として奴隷印のSPELLを行使できる。
【技名】

奴隷印の電撃(マスターズ・ブリッツ)
対象の奴隷に対し、電撃を与える。大抵の奴隷は死に至る。ブリッツ=ドイツ語で電撃という意味。

◆サーカス団員
死を見世物にしているだけあって、使用する武器も本物。
各々、そこそこの戦闘能力は備えている。

◆ジョン・レイン
剛(ごう)のSPELLを操る。
肉弾戦が中心。
【技名】

殻弖重弩(プラズマ)
「からてじゅうど」って読むんですかね。空手と柔道? 弖=「て」と読みます。弩(おおゆみ/いしゆみ)=いわゆるクロスボウのことみたいです。([2019.02.09] 漢字を修正。殻弓一重弩→殻弖重弩)

◆ヒザン
似非サムライ。日本刀で戦う。
はっきりとした実力は描写されていなかったが、他の団員たちの反応や構え方から見ても、腕は確かそう。
ドロテーアと対峙した時は抜刀術らしき構えを取っていた。
(あらかじめ刀を抜くタイミングはあったはずだし、相手もリーチのあるレイピアと来てるので、そこであえて抜刀術で待ち構えるというのは、技に自信がないとそういう選択はしないかなーとか思います)

◆処刑ゴリラ
鬼人(トロール)にもまさる巨体。その上反応速度も異常な速さ。
捕えられたら最後、彼が人間を殺すのは赤子の腕をひねるよりも簡単。
骨の粉砕音を好み、そのため特に女性の場合はゆっくりと殺される。

◆ツインズ
長い竹の棒を武器としている。
竹をクロスさせて叩く、あるいは挟み込む。
息の合った動きを見せる。

◆喰獣族(ノール)
集団で襲う。武器は石や木を使った原始的なもの使用(石斧、棍棒、鋭利に研いだ石)。
猿のように木々を渡り、武器も腕で振り回すものが多いことから、多分、腕力や握力が発達しる。
言語を介した意思疎通を行い、ある程度の知恵と統率力がある。

喰獣族(ノール)についてアルフレド
「盛りすぎだろコイツら」