剣の王国まとめ

comicoで掲載されている漫画「剣の王国」のまとめです。作品振り返りにどうぞ。

【剣の王国】SPELL(スペル)一覧


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[2018.11.06] SPELLアイテム>オルゴール、多段式聯宿剣(トランス・オービット)追加
[2018.10.27] 封印瓶追加

各SPELLを使った技名は「戦闘スタイルまとめ」の方に記載してあります。
【剣の王国】各キャラクターの戦闘スタイルまとめ - 剣の王国まとめ


【目次】

SPELLとは

SPELL(スペル)とは、「剣の王国」作品世界における超自然的な力。
複製可能な一般SPELLと、複製不可な特殊SPELLが存在する。
SPELLは、武器・道具・生物、様々な物質に宿るという性質から、モノとして扱うことができる。
また部族によっては特有のSPELLが継承される。これは遺伝やアイテムによって受け継がれる。

SPELLの成り立ち

剣の王国初代王カンブリアが携えた聖剣「カリバーン」には、あらゆるSPELLを生み出す力があり、建国した際、まず彼は五つの種族に対しSPELLを授け、執政を担う役割を与えた。
伝説によると、全てのSPELLは、この「カリバーン」により生み出されたとされている。

本編60話から想像するに、初代王の死後、歴代の王は巡回統治を行なった訳だが、それは各種族の縄張りに出向き、対話を重ね、その際にそれぞれの種族にSPELLを授けていったと考えられる。

五部族が継承するSPELLアイテム

※SPELLが創造された順。

◆金の懐中時計/金時計
空間圧縮のSPELL。とどのつまり、ワープですね。発動時は緑の光を放つ。
保有者】金細工師の部族、部族長→白兎のジョーカー
【モチーフ】不思議の国のアリス

◆湖水晶の斧(こすいしょうのおの)/真実の斧
万物のあらましを瞬時に把握することができるSPELL。
保有者】森番の部族、ムグムン
【モチーフ】金の斧・銀の斧

◆竜牙の笛(りゅげのふえ)
竜を意のままに操る笛。
保有者】竜飼いの部族、イザナダ→ジルコニア→アルフレ
【モチーフ】アーサー王の父ユーサー・ペンドラゴン

◆月繭絹の絨毯(つきまゆぎぬのじゅうたん/ナールガナフ)
空を飛ぶことができる絨毯。
【モチーフ】アラビアン・ナイト

◆銀の靴
かかとを打って風や竜巻を発生させる。
保有者】銀細工師の部族、グランピウス→ドロテーア(内、片方は王国に没収された)
【モチーフ】オズの魔法使い
【謎】
①ドロテーアによると、左足だけ少し大きいらしい。但し作画上においては極端な差は見えない。
ルフレドは偽物ではないかと考察している。
②血に触れた銀の靴が赤く変色するという現象が起こっている。

一般SPELL

◆光芒の尾紐(グレイプニル/ニール)
ピグマイオイ(小人族)が継承するスペル。
保有者】油売りの部族、ピグマイオイの親子→アルフレ
【モチーフ】ガリバー旅行記北欧神話

◆影絵のSPELL
術者に従う影を作り出すSPELL。
保有者】ネモ・トンプソン
【モチーフ】影踏み
【詳細】
作中は主に犬の影を戦わせた。
影従が、攻撃対象の影を攻撃すると、対象者の生身の方も攻撃を受ける。
あくまで影が存在できる範囲のみ有効。
物陰などに当たると、見えない壁にぶつかったかのように潰れて消えてしまう。
あるいは、光を当てて影を消すことで、消滅する。

◆冷気のSPEEL/氷結のSPELL
冷気を操るSPELL。
保有者】ジルコニア→フギンとムニン→アルフレドによって破壊され消滅
【モチーフ】雪の女王

◆愛のSPELL
男を意のままに操るSPELL。
保有者】女王陛下

SPELLアイテム

◆青いリボン(テープ)
触れたものを透明にする。使い切り。但し保有者は透明にならない様子。(8話)
保有者】アルフレ

◆奴隷の契約書
奴隷印のSPELL。奴隷契約によって体の一部に印(バーコード)が刻まれ、逃げようとすると体に電流が走り死に至る。
保有者】作中、具体的な説明はないが、一定の条件を満たせば、或いは契約書さえ入手すれば行使できるのかと。

◆いるか座の羅針盤(ネレイド・コンパス)
海流を操るSPELL。大波や嵐を自在に操る。発動時はキラキラとした光の粒子を放つ。
保有者】(鎧戦士の部族、)エコー→アルフレド→白兎の「ジョーカー」
【モチーフ】ギリシャ神話(ポセイドンとイルカと妻)
【詳細】
白兎の「ジョーカー」曰く、五部族の継承SPELLに匹敵する力と希少価値。

◆SPELLチョーク
特別な数式を記述すると、記述通りのSPELLが実行される。生成物は一定時間で消える。
保有者】ジルコニア
【モチーフ】各種ファンタジー(魔法陣)、プログラミング、物理方程式
【詳細】
ルフレドがジルコニアの部屋で発見したもの。
彼は数式を記述し、蝶を生成して遊んでいた。

◆魔女族の羽根ペンとSPELLインク
SPELLチョークの羽根ペンバージョン。
保有者】魔女族→隣国により略奪→アルフレ
【詳細】
百年前に大渦に飲まれた隣国の廃船にてアルフレドが発見した。
やっぱり彼は蝶を出して遊んだ。
彼が発見した際に、まるで何かに反応するかのように強い光を放ったところを見ると、恐らく人を選ぶ性質があるのかもしれない。実際になんの条件で光ったのかは謎。

◆魔女族のランタン
光源を吸収し、光を灯す。
保有者】魔女族→隣国により略奪される→アルフレド→コローディの質屋「老羊屋」で買取り
【詳細】
百年前に大渦に飲まれた隣国の廃船にてアルフレドが発見した。

◆聖剣カリバーン
全てのSPELLの源。あらゆるSPELLを生み出すことができる。
保有者】剣の王国歴代王
【詳細】
「王の資質」を見抜く力がある。それは初代王による施しなのか、剣自体の能力なのかは不明。
【謎】
初代王カンブリアが携えていたとされるが、それ以前はどこでどのように誕生した剣なのかが気になる。

◆オルゴール
埋め込まれた宝石に触れると音がなる。
保有者】コローディの質屋「老羊屋」の商品

◆多段式聯宿剣(トランス・オービット)
いくつか形態を変える剣。おそらく剣自体の質量も変わる。
保有者】オズ・ワーロック
【詳細】
剣の柄の部分が、深海のような宇宙のような球体になっている。
トランス=変性
オービット=軌道
聯宿=ググったら「連合場所」という翻訳結果が出てきた。
「聯」は連なるという意味と対になるという意味があるらしい。

SPELLに関するあれこれ


作中でチラホラ説明はされているのだけど、実はまだ謎の多いSPELLのあれこれ。

特殊SPELL

力の複製が可能な一般SPELLに対して、特殊SPELLは複製不可。故に宿る物体と力が切り離せない。唯一無二。
以下、作中で特殊SPELLだと判明しているもの。

  • 五部族のSPELLアイテム(金時計、銀の靴、竜牙の笛、真実の斧、月繭絹の絨毯)
  • いるか座の羅針盤(ネレイド・コンパス)
  • 魔女族の羽根ペンとSPELLインク

もしかしてチョークもそうなのかな。

SPELLの複製

上の図から考えると、複製=遺伝継承の事を言うんですかね。
じゃあ血縁関係にない相手に複製ってのは出来ない……のかな。
多分誰にでも複製出来るのなら、「切り離し」という方法の意味があまりないですよね。

SPELLの分割

これは10話で描かれてます。
ルフレドが、まとまった束の紐のSPELLを、ドロテーアに渡しています。
これがいわゆる「分割」という状態なんじゃないかと。
ピグマイオイの親子が言っていた「貸してた」という状態もこれのことかなーと。
でもあれ、一定時間で消えてしまうとか、そういう制限がありそう。

SPELLの譲渡(切り離し)

フギンとムニンに渡されたジルコニアのSPELLは、この「切り離し」です。
物として扱えるようにする方法です。
パンチネロの「SPELLを渡さなければまだ国王軍と戦えたのに」という趣旨のセリフから、切り離しを行うと、元の持ち主からは力がなくなるということがわかります。
ピグマイオイのお父さんが正式に譲渡したのはこの方法ですね多分。
しかしこの、一度瓶に定着させたSPELLを譲渡された側が使えるようになるにはどういう手順が必要なのか。
瓶の中身を飲む? 不思議の国のアリス? drink me?

封印瓶(シールグラス)

SPELLをモノとして扱う方法として、瓶に封印するという方法がある。
瓶の素材は領邦バルカンで採掘される翡水晶(ひすいしょう)。
詳細は不明だが、術者からSPELLを取り出し、この封印瓶に定着させる。
瓶が破損すると、中のSPELLが消滅する。
ジルコニアのSPELLを封じていた瓶もこれだったわけですね。

SPELLと数式

43話より抜粋。
「SPELL学者プロップによると、全てのSPELLは数式で現す事が出来る。数式に用いる数字は特別な概念規定が……」
44話より抜粋
「魔女数学の応用……」

具現化数式

◆具現化数式とは
その昔、魔女族によって考案された、高等SPELL。
術者を取り巻く自然環境に存在する粒子を、SPELLの粒子に置換する技術。
置換されたSPELL粒子は、SPELLを発動するためのリソースとして使うことができる。

◆専用アイテム
具現化数式を使ってSPELLを発動させるには、SPELLチョークや、魔女族の羽ペンのように、特別な筆記用具が必要。
これらのアイテムで具現化数式を記述する事で、SPELLが発動する。

◆具現化数式に必要な情報
具現化数式には、引数として、SPELL粒子の情報と、発動地点の正確な座標を記述する必要がある。
したがって術者は、膨大なSPELL粒子の知識を記憶しておく必要がある。
座標に関しては、緯度とか経緯なのかもしれないけど、術者からの距離というように相対的な距離でも代入可能らしい。

◆つまり
使い手を選ぶ。

◆具現化数式には悪魔が潜む
ジルコニアはこのようにアルフレドに警告していました。
「SPELLには」ではなく、「具現化数式には」ってのが一つポイントかなって思います。