剣の王国 番外編「剣の学校」まとめ

THE SCHOOL OF CULIBURN

一部抜粋

【ドロテーア】
 みなさんこんにちは!
 私、つるぎ高校二年生、ドロテーア。
 地味・ドジ・どんくさい・彼氏いない歴17年。
 特技は無傷で階段から落ちること。
 そんな私ですが……。
 今、気になっている男の子がいるの。
 それは隣の席の……。

【パンチネロ】
 俺様は剣高校を仕切ってるパンチネロ様だ。
 苛められていたこのドジ女をたまたま助けたら、
 向こうから超、絡んでくるようになたのだ。
 ──こいつ、絶対俺に惚れてやがる

【アルフレド】
 ダル……

アルフレドの答案用紙


アルフレドの答案用紙は結構細かく書き込まれていました。


【リスニング】


【化学】

  • 次のSPELL粒子の化学反応式を答えよ。
    • (53話の蝶を出した数式、に見える)


【現代文】


【?】

  • (?、3、c、c)
  • 千??食べたい
  • おさしみ食べたい
  • 小人族、?綴


【社会?】

  • カリバーン
  • 五部族革命


【古典】

  • 問一 ありをりはべり いまそかり
  • 問二 ジルコニア いとおかし
  • 問三 a、問四 3、問五 a
  • 問六 化けれるだろうか いや化けれない
  • 申中お化?
  • まくらことば


【地理】

  • a.アーカンザスの特産品を答えよ。
    →豆 ジャガイモ
  • b.?


【数学?】

  • 具現化数式を証明せよ


【英語】

  • 問1.次の文を英訳せよ。
    • 私は英語が超デキる。
      →I’m English master.
    • 俺は約束を2つ果たすためにエメラルドへ行くつもりだ。
      →......Emerald......

「剣の王国」作品ページ

http://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=541

【剣の王国】名言集_トト編

何故か土佐弁。聞き役が多いが、彼が言葉を紡ぐのはいつも相手を思っている時。セリフは少ないですが、作品テーマから見ても結構重要な発言をしている気がします。

ジルコニアの章

【第42篇「ひとりで一人前」】

  • 「なんだ、エロ本でも拾ったか?」
  • 「勇気、忍耐、理不尽と弱い自分に負けない心、打算なしに信じ合える仲間、真実の愛。それらを一つも知らんままでは到底一人前になれん」

【第43篇「ふたりと一匹の長い旅」】

  • ……精神年齢が同じぜよ
    (喧嘩する二人に対して)

【第44篇「今ここで、さようなら」】

  • ……見たことないSPELLだな
    (光る蝶を出現させるSPELLに対して)

【第48篇「意志に寄り添う」】

  • 「やれやれ、王国軍も乱暴になったものだな」
  • 「お前らには……教えられんな」
  • ジルコニア、あの子を守りたいのは儂だって同じ気持ちじゃ。それに儂は三番目の魔女の使い魔ぜよ。最後まで君の意志に寄り添う」
  • 「先の戦争以来じゃ、この姿になるのは」
  • 「こんなにぎょうさん湧きおって、国を守る使命を忘れた蟻どもめ」

【第49篇「トトの戦い」】

  • 「青年よ、この国の将来はお前たちにかかっているんだぞ」(メージに対して)
  • 「王都(エメラルド)に戻れ、そして真の悪は何なのか見極めろ」(王国軍に対して)
  • 「この国の悲鳴を聞け」(メージに対して)
  • 「守りたい者のため、お前さんを殺さねばならん」(メージに対して)

【第50篇「大切な主」】

  • 忘れない、百年以上経った今でも
  • 君はまるで自分の居場所を探すようだったな
  • 儂の大切な主(あるじ)だ
  • 世界で一番心があったかい魔女。そして儂は世界で一番幸せな使い魔ぜよ

【剣の王国】引用・モチーフ#ジルコニアの章

ジルコニアの章」の出てくるモチーフまとめです。

【目次】

登場キャラクターの元ネタ

※登場順
ジルコニア・モルガン】

【イザナダ・ペンドラゴン】

アルフレド・ペンドラゴン】

【トト】

【メージ・グリフォン

【二番目の魔女】

【一番目の魔女】

作品別引用要素

アーサー王伝説(トマス・マロリー、他、中世後期)

◆ペンドラゴン

  • アーサー王伝説における「ペンドラゴン」という称号は、文献によってはアンブロシウス・アウレリアヌスに与えられたもので、彼の死後、弟であるユーサーに王位とともに受け継がれたとされる。(因みにユーサーは架空の人物だが、このアンブロシウス・アウレリアヌスは実在したらしい)
  • アーサー王伝説の古典の一つ、「ブリタニア列王史」では、サクソン人との戦争中だったある時、夜空を流れる巨大な彗星が現れ、それはまるで燃え盛る赤い竜のようであった。その後、勝利を収めたユーサーは、その彗星にちなんで「ペンドラゴン(=竜を統べる者)」の称号で讃えられた。

◆ユーサー・ペンドラゴン(wikipedia:ユーサー・ペンドラゴン)
【概要】

【エピソード】

  • ブリテンの南西部、コーンウォールという地域を治めていたゴルロイス公には、とても美しい妻がいた。妻の名はイグレイン。
  • 当時ユーサー王はこのイグレインに一目惚れし、コーンウォールに対し宣戦布告する事態にまで発展する。
  • しかしユーサーはゴルロイスとの戦争そっちのけで、魔法使いマーリンに頼んでゴルロイスに変身し、そうとは知らないイグレインと一夜を共にする。(その時の子がアーサーなわけだけど)
  • ゴルロイスは戦死し、ユーサーはまんまとイグレインを妻とした。(このど畜生が!)

【引用要素】

  • ジルコニアへの思いが強いあまり、アルフレドが容姿を変える

モーガン・ル・フェイ
【参考】

【概要】

  • アーサー王の異父姉で魔女。イグレインとゴルロイスとの間に産まれる。
  • 文献によって三姉妹の末娘だったり、九姉妹の長女だったり。
  • 九姉妹バージョンの彼女は伝説の島アヴァロンの統治者で、医術に長け、歌声が美しく、変身術を得意とする。

【引用要素】

  • 医術に長け→匿ってくれている村のために薬を調合する。
  • 歌声が美しく→不明。(でもジルコニアの声は美人声なイメージある、というかその系統の声優が起用されるんじゃないかな)
  • 変身術を得意とする→ふざけた変装してたなあ……。

オズの魔法使い(ライマン・フランク・ボーム、1900年)

【引用元キャラクター】

  • トト→主人公ドロシーの愛犬。
  • 臆病なライオン→ドロシーの愛犬トトを威嚇し、ドロシーに「臆病者!」と一蹴される。

【引用要素】

  • メージ・グリフォンvsトト。本家のトトとライオンはその後仲良くなったみたいだけど。

雪の女王(アンデルセン童話、1844年)

【参考】

【あらすじ】

  • 少年カイはある日、雪の女王に連れ去られる。
  • 女王が額にキスをするとカイは寒さを忘れ、2回目のキスでは幼馴染や故郷の事を忘れる。これ以上はカイが死んでしまうと女王は言う。
  • カイは女王の美しさに心を奪われ、自分が計算が得意なことや、物知りである事をアピールする。
  • 女王は夜な夜なカイを連れ空高く舞い上がり、森、湖、海、陸の上、あらゆる場所を飛び回わり、昼になるとカイは女王の足元で眠った。
  • 女王は、氷のパズルで「永遠」という文字を作ることができたら、自由の身にすることと、全ての世界をあげるとカイに言い、城を留守にする。
  • カイはどうしても「永遠」を作れずにいるうちに身体が凍りついてしまう。
  • そこへ幼馴染ゲルダが彼を探し出し、(以下アトラント編のモチーフまとめに記載)

【引用元キャラクター】

  • 雪の女王:すらりと背が高く、目がくらむほど白くて美しい。城にいる間は、凍った湖の中央に座る。凍った湖は幾千ものかけらで形成されていて、かけらの形は皆寸分違わず同じ。(氷の結晶ってことですかね)彼女はその空間を「理性の鏡」と呼び、世界でただ一つしかない素晴らしいものだと言う。
  • カイ:悪魔が作り出した鏡の破片が刺さったことにより、利己的な性格に変容する。雪の女王に連れ去られ、結果凍結する。幼馴染ゲルダに溶かされ元に戻る。

【引用要素】

  • 冷気のSPELLのモチーフ。
  • 45話タイトル「少年と氷の魔女」
  • 47話、事典の横にパズルのピースが転がっていて、アルフレドが遊んでいる様子を想起させる。
  • アルフレドを「理に基づいた世界」へと傾倒させる役割を負っている。

ウィキッド(ブロードウェイミュージカル、2003~)

【参考】

【あらすじ】

  • オズの魔法使い」の西の悪い魔女=エルファバにスポットを当てた物語。
  • 大学に通うエルファバは、グリンダと、ウィンキー王国の王子フィエロと友人関係になる。
  • オズ王国に招待され、動物排斥運動への誘い断ると、「悪い西の魔女(ウィキッド)」の汚名を着せられる。
  • 最終的に、グリンダと婚約中の身であるフィエロの元に逃げ込み、二人は駆け落ち。
  • 妹の危機を察知して駆けつけるが、妹は竜巻で飛んできたドロシーの家に潰されてしまう。
  • エルファバは「ウィキッド」として生きていくことを決め、グリンダに平和への意志を託す。
  • ドロシーに水をかけられ消えたエルファバ。しかし実は生きていて、フィエロと再会し、二人はオズの国を去った。

【引用元キャラクター】

  • エルファバ(主人公):緑色の肌が原因で周囲から奇異な目で見られる。のちに「ウィキッド」の汚名を着せられ逃亡を余儀なくされる。
  • グリンダ:エルファバのルームメイト。美人で明るく、民衆からも人気を集める
  • ネッサローズ:エルファバの妹。のちにマンチキンの統治者(つまり東の悪い魔女)となる。男への執着から国民に圧政を強いる。なんやかんやでエルファバに罪を着せる。

【引用要素】

  • 41話では、逃亡中、列車に乗り合わせたアルフレド母に、どこから来たのか聞かれてジルコニアは「マンチキンから」と答えています。

その他

◆「イザナダ」という名前の由来

  • アーサー王伝説」は、ウェールズの伝承という一面もあるんですが、ウェールズ語に「nahdau=父親」という言葉があります。これが「ナダ」の部分ではないかと。
  • だとすれば「イザ」の部分は何なんだということなんですが、「イーサー=イエス・キリスト」なんじゃないかなと思います。イエスには生物学上の父親がいませんよね。しかしアルフレドがペンドラゴンを名乗ったことにより、生物学上の父親ではないが、立ち位置的な父親になったと言えます。
  • あるいはやっぱり「アーサー」をもじったのか。

ハウルの動く城(スタジオジブリ、2004年)

  • ペンドラゴン→ハウルが使う偽名の一つ
  • ハウルって「美しくなければ生きる意味がない」的な事を言ってた気がするんですが、髪も染めていたりと、「容姿へのこだわりがアイデンティティですらある」、という部分が共通かなと思います。

魔法使いの弟子(wikipedia:魔法使いの弟子)
【あらすじ】

  • 雑用を言いつけられた弟子が、魔法で仕事を片付けようとする。
  • しかし未熟なので大惨事を引き起こし、帰ってきた師匠に怒られるという話。

【引用要素】

  • アルフレドが先走って、ジルの言いつけを守らない感じがそれっぽい

◆少年の魔法の角笛(wikipedia:少年魔法の角笛)

◆黒い森(シュヴァルツシルト)

  • ドイツに実在する森の名前

【引用要素】

青木ヶ原樹海

  • 富士山の麓に広がる森。
  • 磁場の影響で方位コンパスが意味をなさなくなる。
  • ゆえに一度迷い込んだら出られないといわれる。

【引用要素】

不思議の国のアリス(ルイス・キャロル、1865年)
【引用元キャラクター】

  • グリフォン:ライオンの下半身と鷲の上半身を持つ動物。女王に命じられ、アリスを、代用ウミガメのところまで運ぶ。

カーバンクル(wikipedia:カーバンクル(伝説の生物))

  • 未確認生物(UMA)。
  • 額に真紅の宝石を持ち、その宝石を手にしたものには富と名声を得る。
  • トトの変身姿のモデル。

魔女狩り(史実)
【概要】

  • 12世紀ヨーロッパでの異端審問に端を発し、ピークは16世紀から17世紀後半。
  • 魔女狩りにおける「魔女」の概念は、伝承やファンタジーにおける「魔法使い」とは異なり、黒魔術や悪魔と関連づけられ、人々に害をなす存在というイメージが作り上げられた。
  • この概念の浸透により、人々は不都合な出来事を魔女のせいにし、当時の社会不安から目をそらす志向にあった。これは魔女狩りを政治利用した結果と言える。とりわけ、規模の小さい領邦や、統治者が未熟な地域ほど社会不安が多く、魔女狩りが激化しやすかった。
  • また、宗教戦争においてもそれは利用され、敵対する宗派を告発し合っていた。(これこそ魔女狩りがピークを迎えた要因と言えそうです)
  • 魔女の嫌疑をかけられた者は、過酷なものだと投獄、処刑の場合は火あぶりや絞首刑が多かった。

【剣の王国】小ネタ・仕込み#ジルコニアの章

【目次】

40話、ジルコニアの乗る列車

マップがジルコニアバージョン。

16時発の列車、B車両のB-17、そしてB-18に座るのが……。

42話、魔導事典

「魔女文字」で書かれた「大魔道事典(グラングリモワール)」
元ネタはwikipedia:ルーン文字だそうです。

42話、お揃いアイテム

コメント欄で言及してる方が多かったんですが、お揃いですね。

45話、ジルコニアとドロテーアのシンクロ

第9篇「"ジルコニア"」 のドロテーア
第45篇「少年と氷の魔女」のジルコニア
同じ表情と、同じエフェクト。
ジルコニアに育てられたアルフレドがどういう心根の持ち主なのか、両者ともそれを感じ取った瞬間です。受け継がれてるなあ。あとこのエフェクトってこの先にもいくつか出て来ますけどSPELLとかじゃないですよね。絆であってほしいところです。

46話、具現化数式

コメ欄に書かれてたんですけど、このアルフレドが生成してた花はジャスミンなんだとか。
作者ツイッターより:
https://twitter.com/yoruhashi/status/561297950446350336

46話、「序篇」からの伏線

これって
これだったんですね

46話、唐突急成長

何ですかねこれ。肉体だけ成長させて見せてるんじゃなくて、服装が現在のものってのがポイントですね。空間圧縮なんてSPELLが存在する世界なので、時間を超える事と、遠く離れた地に投影させるSPELLがあれば出来そうな気もするけど。

47話、重石タワー

SPELL、tsurugi、①、sexy、Dictionary、comico、②

コントラストを変えています。
①?gait。gait=歩き方。頭の文字だけわからない。Lを反対に書いてる?
ルーン文字。ᛗᛖᛚᛒᛚᚷᚺ(Unicode)
対応するアルファベットに直すとmelblgh。暗号かしら?

SPELL粒子一覧

47話、列車移動

これって
これだったんですね。
第18篇「いざさらば」

47話、アルフレドの靴

アルフレドが履いてるのが女物に見えるんですが、ジルのお下がりですかね。何かとドロテーアに物を貸してあげてるのって、お下がりが嬉しかったっていう記憶があるから……だったりして

48話、変な動物

メージ・グリフォンが使役していた謎の動物。よくみると前足に「Lion」と書いてあります。そしてやはり「i」が「s」に変えられています。
だとすると「・・」が「n」ってことか。
この「・・」といえば↓
「THE THREE BEAST’ SKETEER MANS」
という事なのかな。
「s z r u」を
「i e l a」に
いくつか変えてみたけどよくわからなかった。

ジルコニアの逃亡生活まとめ


◆17年前
オーグを出発して以来トレンデル〜コローディを転々としていたんですね多分。内陸では王都から一番遠い場所に逃げ込んだ感じ。そこから更に船で移動できる気もするんですが、そうしなかった理由が何かあったのだろうか。

◆9年前:アルフレド7歳→8歳(「よくわかる剣の王国」の近代史より)
【春頃】とある村の木の家。村長はジルコニアに恩があったことで彼女を匿う。
【夏頃】とある森の半球屋根の家。程度の低い喧嘩をする。そして仲直り。
【秋頃】町外れの街の教会を訪ねる。ここで寝泊まりしていたかは不明。
【冬頃】緑の三角屋根の家。イザダナの訃報と孤児院騒動。

◆8年前:アルフレド8歳→9歳
【春先】窓の広い家。アルフレドに色々伝授する。
【夏頃】列車移動。シュヴァルツヴァルト(黒い森)へ。アルフレドの反応を見ると列車は初めてなのかな。列車に乗るのを避けていたのかもしれませんね。しかし乗らざるを得なくなった。この時期のコローディ近辺に何があったのか気になります。
【夏以降】崖下の細長い家。ジルコニアはトトに、自分は死ぬ運命だと告げる。

この辺りで1年程の時間経過があると思うんですが、省略されてますね。

◆7年前:アルフレド9歳→10歳(「よくわかる剣の王国」の近代史より)
ジルコニアとトトの結末は省略。
ジルコニアはこの「黒い森」でフギンとムニンに出会い、アルフレドの事を頼んでいた。
ということは、アルフレドはあの島まで運ばれるわけだけど、やっぱり竜の背中に乗って?
失意の底であまり本人は覚えていなさそうだけど。

登場キャラクター一覧


  • グランピウス、ズム・ドードーアルフレド
  • アルフレド母、アルフレド(乳児)、アルフレド(少年)
  • 三番目の魔女の弟子、トト、三番目の魔女の使い魔
  • ジルコニア(少女)、ジルコニアジルコニアを匿っていた村長
  • 二番目の魔女の使い、イザナダ・ペンドラゴン、イザナダが乗っていた竜
  • メージ・グリフォン討伐隊長、メージが乗っていた動物、メージの討伐部隊
  • 二番目の魔女、一番目の魔女/側室、王室、ジルコニアをナンパした不良


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【剣の王国】小ネタ・仕込み#死の海流の章

【目次】

第28篇、国旗?

軍艦ブリストルに掲げられた国旗。
刷新される前のやつかも。

第28篇、扉絵

第28篇の扉絵に色々仕込まれていました。

Who am I?

いつぞやのトップイメージ

Thank you for your comments and ♡s

...TUNK......OD....P

パンチのリサイタル

第31篇、ディンドンとダンドン

ディンドンとダンドンの元ネタの双子は、シャツの襟に「dee」と「dum」の刺繍をしています。それを踏襲したのだとすれば、兄はディンドンの「D」かな。でも弟のこのバッジは何ですかね。太陽みたいなトランポリンみたいな……。太陽だった場合は元ネタの双子が劇中でアリスに聞かせる「セイウチと大工(あるいは牡蠣)」の話の冒頭、「明るい太陽、海を照らす」から来てるのか。弟って何となくセイウチっぽいな。

モチーフまとめの方にも書きましたが、マザー・グースの方の元ネタ。ガラガラのおもちゃならぬ、でんでん太鼓

第37篇、ジルコニアとの生活回想

ジルコニアの部屋を物色してみたいと思います。

星の位置が立体的にわかる天球儀? あるいは海の中っぽくも見える。

これも星座っぽくも見えるし、海の中っぽくも見えるし。魔女ってことを考えると天体の研究とかしてそうだけど。

薬を作るときに計ったりするんだろうなあ。魔女っぽい。

Nivôse。フランス革命暦の第4月のカレンダー。10進法が用いられているので、一週間は10日ある。

椅子の後ろの白いダンボール。
poscあるいはpost

何を書いてるんだろう、マラカスかなとか思ったけど、多分これレシピかもしれない。アルフレドが書いてたレシピを思い出す。

アルフレドの本棚スペース。事典ぽいのばっか。

ジルコニアの章で、アルフレドはクラゲに触ると痺れることを知っていたけど、触ったことあるのかな。

  • EAS→EASTですかね。
  • THE KING?
  • Z
  • THE

東洋について調べているんでしょうか。日本刀が出て来たり、土佐弁のキャラクターが出て来たり、この作品世界にも日本のような国ががありそうですよね。

かの有名な消毒液。

第39篇、南十字駅

南十字駅。ということで「銀河鉄道の夜」です。4路線。

SAUTHERN CROSS STATION

鳥のマークと7号車。
見づらいけど北十字駅(NORTHERN CROSS)の時刻表。

銀河鉄道の夜」の第7章に出てくるのが北十字駅→北十字星(白鳥座)、という事で白鳥のマークなのかな。でもあまり白鳥っぽくないので違う鳥かも。いやでも冒頭で白い鳥が出てきているので、スワンの方の白鳥じゃなくて、白い色の鳥、っていう引用の仕方かもしれない。

汽車の顔の部分に書かれた文字。(文字部分は見やすいように色を変えてます)
こういう感じのフォントある気がするけど、調べないとわからないなあ。

登場キャラクター一覧


  • 軍艦ブリストル艦長ゴードン・クロスヘッドダイ、フリント16世(後ろのトラ)、国家権力「白兎」のジョーカー
  • 鬼人(トロール)兄弟のディンドンとダンドン、操舵室の上官
  • 海兵(報告官?)、第一小隊槍持ち(旗巻きにされる人)、援軍部隊の一人(アルフレドに拘束される人)
  • 海王烏賊(クラーケン)


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