【剣の王国】アルフレドの島での生活まとめ


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【目次】

魔女の家?

第2篇「そうすればエメラルドに」で出てきた家がとても素敵でした。

【本に囲まれた部屋】
この部屋がアルフレドの知識の源──って書こうとしたんですが、よくよく考えるとアルフレドは、小さい頃から難解な魔道書を解読し、古代語で書かれたも読破するほどの天才です。
知識の基礎はジルコニアとの生活でしっかり形成しているはずです。
ここに置かれている本は、島に引き寄せられた船からパクってきて、そして外の世界の情報を知る手がかりにしていたんですねきっと。

【研究内容】
ルフレドは付箋を下に貼る派なのかな。よく考えたら本を上から開くか下から開くかだと、下の方が圧倒的に開きやすい。だから下に貼っておく?
それはともかく、この赤い本の紋章が王国のエンブレムに似てるなーと思って、もし違ったとしても女王や王国についての情報はかなり研究してるはずです。
女王といえば、その美しさやセンセーショナルな行動から、人々の関心も高いでしょうし彼女に関する本もいっぱいありそうですね。

【植物栽培】
ドロテーアも言っていましたが、薬草とレシピというアイテムが魔女の家たらしめています。キノコも育ててますね。

【yoruhashi先生の遊び心】
上の画像に、ミュシャのポスターが紛れているのですが、これは2話のコメント欄で知りました。これ気付いた読者さんすごい。
他のエピソードにもミュシャ風の扉絵が出てきますね。
ルフレドはこれをどういう思いで飾ったのでしょうか。何となくジルコニアっぽいなって思ったのかな。
wikipedia:アルフォンス・ミュシャ

【生活感】
本以外に生活感があるものといえば、イスとランタンと空の缶詰ぐらい。ザ・ミニマム!
空の缶詰をペン立て代わりにしているみたいだけど、ギザギザの蓋を付けたままにしているのが何とも性格を表してます。怪我には注意。
ところで寝床は作らなかったのだろうか。

木の上の生活

どうして木の上なんかに家を作ったのか。
作中、アルフレドは何かと木の上に登ってましたけど、侵入者に見つかりづらいという利点があるかと思います。
その発想で木の上に作ってしまったのか、あるいは年頃の少年が秘密基地を作るノリか。
ルフレド少年がもし友達と隠れんぼをしたならきっと木の上に隠れたんでしょうね。

彼は奴隷だった

ルフレドは、自分の身を守るために、フギンとムニンたちと奴隷の契約を交わしました。

どっちが言い出したのか

どうも先の話を読んでいると、奴隷を雇う側にあまり条件が必要なさそうなんです。
フギンとムニンも貴族とかじゃなさそうだし。
あと多分彼らは人間向けの契約書を所持してたってのが考えづらい。すぐ食べちゃうんだろうし。契約するまでもなく脅しをかけられる。
なので、この契約はアルフレドの方から言い出したのかなと思います。
となると彼はどこから契約書を手に入れたのかが疑問になるんですが。
やっぱり船からパクったんですかね。

契約の判定

契約書にはフルネームで書かれてはいるけど、「Alfred」と書いた時点で発動してる様子。
そもそも先の話では子供も奴隷になっていたりして、奴隷になる境遇の子には字が書けない子もいると思うのだけど。
だとすれば署名内容に関係なく、これを記入した者にSPELLがかかるのかなーと。なんせSPELLによる判定だし。

奴隷の扱われ方

まーえげつねーSPELLですけど、本来は犯罪者を取り締まるとかそういう用途だったんでしょう。
奴隷=犯罪者。
何となく作中でも奴隷がそのように扱われる節があります。
それがあの国で培われた倫理観。こればっかりは女王の治世以前からの問題って感じがします。

パンチネロとの関係

奴隷と奴隷の管理者、言わば囚人と看守。貶し貶され、確執を残したまま旅を続けてるってのが何とも不思議。
まあ馴れ合いを目的としてる訳じゃないってのもあるけど。
でもこの確執を作り上げたパンチの劣等感と、アルフレドの理不尽に耐えちゃう──感情を無視してしまう気質は、いずれ相手ではなく自分自身を貶める。
どうなるんでしょうね彼ら。