剣の王国まとめ

comicoで掲載されている漫画「剣の王国」のまとめです。作品振り返りにどうぞ。

【剣の王国】引用・モチーフ#死の海流の章

「死の海流の章」の出てくるモチーフのまとめです。


[2019.01.06] 「船乗りクプクプの冒険」追加


【目次】

登場キャラクターの元ネタ

※登場順
【ゴードン・クロスヘッドダイ】

【フリント16世】

【国王軍海兵】

アルフレド・ペンドラゴン】

【ディンドン】

【ダンドン】

【白兎のジョーカー】

【海王烏賊(クラーケン)】

作品別引用要素

宝島(ロバート・ルイス・スティーヴンスン、1883年)

【参考】

【引用元キャラクター】

  • ジョン・シルバー:片足が義手の海賊。「一本足の船乗り」といわれる。典型的な海賊のモデル
  • フリント船長:フリント船長、あるいは船長由来でこの名をつけられたオウム。

【引用要素】

不思議の国のアリス(ルイス・キャロル、1865年)

【引用元キャラクター】

  • 白ウサギ
  • スペードのトランプ兵

【引用要素】

  • 国王軍海兵の制服デザイン(白地に青いラインとスペードのマーク)
  • ジョーカーの遅刻ネタ
    • 「遅れたらまた陛下に殺されちまう」
    • 「タイムイズマネーだろ」
    • 「誰か知らんが急いでるんだ」

鏡の国のアリス(ルイス・キャロル1871年)

【引用元キャラクター】

  • トゥイードルダム:双子の片割れ。シャツの襟に「dum」と刺繍されている。
  • トゥイードルディー:双子の片割れ。シャツの襟に「dee」と刺繍されている。

【引用要素】

  • ディンドンの胸ポケットに「D」と書かれている
  • ダンドンのストールにバッジが付いている

トゥイードルダムとトゥイードルディー(マザー・グース)

【参考】

【抜粋】

トゥイードルダムとトゥイードルディー
決闘をすることになった
トゥイードルダムが言うことには、トゥイードルディーが
彼の素敵な新品のがらがらを壊した

ちょうどそのとき、巨大な鴉が飛んできた
その大きさときたら まるでタールの樽のようだった
二人の英雄はおそれをなして
決闘のことはまったく忘れてしまった

  • (Wikipediaより抜粋)
  • (因みに、これには更に元ネタがあって、作曲家同士の争いがあって、「tweedle dee(がなりたてる高音)かtweedle dum(がなりたてる低音)か」、つまり目くそ鼻くそと風刺されたんだそうです)

【引用要素】

  • ディンドンの武器がでんでん太鼓
  • 黒いマスト
  • 技名「ダークレイブン・グレイプニル」。ダークレイブン=黒い大きなカラス

泣いた赤鬼(浜田廣介、1933年)

【参考】

【あらすじ】

  • 人間と仲良くなりたい赤鬼のために青鬼が悪役を演じ、赤鬼は人間に受け入れられるが、青鬼が立ち去ってしまったことを知り、赤鬼は涙を流した。

【キャラクターの引用】

  • ディンドンとダンドン→トロールと言いつつ鬼っぽいデザインで、肌の色が赤ぽい一本角と肌の色が青っぽい二本角。
  • おもちゃのガラガラではなく、でんでん太鼓になっているのが何となく日本の昔話由来な事を示しているような。
  • 胸ポケットの手紙は、青鬼からの張り紙のモチーフか。

その他

海底二万マイル(ジュール・ヴェルヌ、1870年)

◆ピーター・パン(ディズニー、1953年)

  • ゴードン艦長の義手→フック船長

マリー・アントワネット

  • クロスヘッドダイから連想されるワード「絞首刑」とか「斬首刑」
  • 斬首刑といえばマリー・アントワネット
  • フリント16世とセット
  • (王国側のキャラなのにアリスからの引用じゃないってところが興味深い。使い捨てなのか、あるいはもっと別の意図があるキャラなのか)

◆ルイ16

アーサー王伝説(トマス・マロリー、他、中世後期)
【引用元キャラクター】

  • ユーサー・ペンドラゴン:アーサーの父親。「ペンドラゴン」は姓ではなく「竜を統べるもの」という意味の称号。なので「アーサー・ペンドラゴン」というのは本来的ではない。

ハウルの動く城(スタジオジブリ、2004年)

  • ペンドラゴン→ハウルが使う偽名の一つ。コメント欄では軒並みこっちを連想する人が多かった。

◆鬼さんこちら

  • 32話のタイトル
  • 技名「光芒の目隠し鬼」

◆船乗りクプクプの冒険(北杜夫、1962年)
【引用元キャラクター】

  • ナンジャ:太っちょで意地悪、なにかとクプクプに命令する。
  • モンジャ:ヒョロのっぽで意地悪。なにかとクプクプ(ry

【エピソード】

  • カモメを捕まえようとマストに登ったモンジャ。
  • 手を伸ばした途端ナンジャの上に落ちてきて、手足をバタバタさせた。

【引用要素】

  • アルフレドの罠に引っかかったダンドンが、ディンドンの上に倒れ、手足をジタバタさせる。

オズの魔法使い(ライマン・フランク・ボーム、1900年)

  • ドロテーアの銀の靴が赤く染まる→原作では「銀の靴」、映画版は「ルビーの靴」に変更されています。
    ってこれ「エメラルド城をルビーに付け替えろ」のモチーフでもあるのか。

◆赤い靴(アンデルセン、1843年頃、wikipedia:赤い靴 (童話))

  • ドロテーアの銀の靴が赤く染まる

◆赤い靴(野口雨情、1922年、wikipedia:赤い靴)
【抜粋】

1. 赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった
2. 横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった
3. 今では 青い目に なっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう
4. 赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢(あ)うたび 考える

※のちに発見された5番目↓

生まれた 日本が 恋しくば
青い海眺めて ゐるんだらう(いるんだろう)
異人さんに たのんで 帰って来(こ)

【引用要素】

  • ドロテーアの銀の靴が赤く染まる
  • むしろ赤い靴だった事で連れて行かれなくて済みました。

ジョン・レノン

  • ジョーカーの容姿のモデルがそれっぽい
  • 長髪にサングラス、「Love & Peace」のTシャツ

タイタニック(ジェームズ・キャメロン、1997年)

  • 39話の船の転覆と取り残されたアルフレド達の構図は、映画「タイタニック」を彷彿とさせました。

◆クラーケン

銀河鉄道の夜(宮沢賢治、1934年)
【参考】

【あらすじ】

  • 孤独を抱えた少年ジョバンニと、親友のカンパネルラが、不思議な列車に乗り込む話。
  • 列車は銀河の上を走り、物語は「北十字駅」から「サウザンクロス(南十字)駅」までの間を描く。

【作品要素の引用】

  • 39話、「まもなく、4番ホームに北十字駅行きの夜行列車が参ります……」
  • 7号車に鳥のマーク→第7章に出てくる北十字駅→北十字星(白鳥座)