剣の王国まとめ

comicoで掲載されている漫画「剣の王国」のまとめです。作品振り返りにどうぞ。

剣の王国あらすじ

序篇
#序篇
三番目の魔女ジルコニアとその弟子であるアルフレドは、王国の兵士に追われていた。
二人は「白兎のジョーカー」と名乗る男に捕捉され、ジルコニアの首が飛ぶ。
『あいしてる』それは彼女の最後の言葉となった。

アトラントの章
#1「テンペスト
数年後、ジルコニアの仇討ちを心に秘めたアルフレドは、島に誘き寄せた船の船員を拘束。
三名の舟守と、船に忍び込んだ田舎娘ドロテーアだ。その際、彼女の靴が片方脱げた。

#2「そうすればエメラルドに」
目を覚ますと下着姿。ここは魔女の家? ドロテーアは竜巻を起こす「銀の靴」と、細身の剣「エアリエル」を駆使して拘束を解く。突如、宙に浮いた自分のドレスが話しかけてきた。

#3「早くしないと」
服が喋る……ドロテーアは、妖精の仕業ではないかと思い当たる。服を奪った透明の妖精との鬼ごっこがはじまり、最後は部屋に帰ってきたアルフレドを押し倒す。

#4「シャル・ウィ・ダンス?」
エメラルドに行かなきゃならないのに。こんなところで、捕まってなんかいられない。ドロテーアはエアリエルを呼び寄せ華麗な剣技でアルフレドを追い詰める。

#5「円卓の五部族」
アルフレドが操るのは特殊な紐のSPELL(スペル)。間一髪ドロテーアを拘束し、彼女が五部族の末裔であることを知らしめる。彼女は解放をせがむ。父の打ち首が迫っていると。

#6「悪魔の取引」
目的地は王都。銀の靴を渡せば父を助けられると訴えるドロテーア。アルフレドは彼女の稚拙さを指摘し取引を持ちかけた。島を出るのに協力するなら、連れて行ってやってもいい。

#7「最短ルート」
声だけの妖精の名はエコー。アルフレドは大渦だらけの海域を航行すると言い出す。
「沈むわ」「沈まない」、そうこうするうち何やらエコーが騒ぎ出す。パンチが来るよ!

#8「乱入イベント」
不思議なテープでドロテーアを透明化。登場した鶏のパンチネロは、尊大な態度で当たり散らし、アルフレドに怪我を負わせる。しかし彼は抵抗しない。どうやら彼は奴隷らしい。

#9「"ジルコニア"」
ジルコニアのSPELLと引き換えにフギンとムニンに引き取られた弟子。パンチネロが帰るや脱出準備。彼はキツイ態度を取りつつ片方の靴をドロテーアに貸す。ジルコニアの弟子だ。

#10「失われた楽園」
アルフレドは奴隷契約解除の交渉材料として、フギンとムニンの子供の誘拐をドロテーアに指示。一方彼は島の遺跡を調査していた船長を見つけて戦闘を仕掛ける。

#11「迷宮と激突」
ドロテーアは洞窟を進む。一方アルフレドは返り討ちにあっていた。相手は影絵のSPELLの使い手、探検家ネモ・トンプソン。さあ、文明化の時間だ。

#12「攻撃は最大の防御」
船長ネモ・トンプソンに作り出された犬の影たちが、アルフレドを襲う。
アルフレドは逃げる最中にもSPELLの特性を掴み反撃。ハウスだお利口さん!

#13「むかつくんだよ」
フギンとムニンの子供すなわち金の卵。ドロテーアは父のためだと良心の呵責を打ち消し持ち出す。そして立ちはだかったパンチネロを一蹴。その頃、フギンとムニン帰還の気配が。

#14「ご主人様のご帰還」
フギンとムニンすなわち竜の夫婦。帰還するや、アルフレドが取り押さえ中の船長を食べてしまう。アルフレドは隙を見て逃げ出した。

#15「絶対絶対」
追われるアルフレドジルコニアのSPELLを封じた小瓶を破壊、冷気で凍るが竜には効果なし。死を覚悟した彼を庇ったのは、卵を抱えたドロテーアだった。

#16「取引開始」
我が子(卵)を抱えて割って入られた夫婦は、取引を装い卵を取り返す。その上ドロテーア自身も捕らえる。するとアルフレドは言い放った。あなたたちの子どもじゃありません!

#17「愛の駆け引き」
アルフレドは浮気疑惑を煽り二匹を喧嘩させる。その隙に卵もドロテーアも回収、いつのまにか太く編み込まれたSPELLの紐が二匹を拘束。大捕物、ここに収束!

#18「いざさらば」
アルフレドは自由の身となるも、大地が揺れ始め、急いで乗船。待ったをかける鶏が崖に転落。ドロテーアはパンチネロを追いかけ海へと飛び込んでしまった。

#19「全て己次第」
揺れる大地すなわち眠りから覚めた巨竜。アルフレドは長い年月をかけて作った毒リンゴで巨竜を沈める。手を差し伸べられたパンチネロは、再びブーメレンを目指すと決めた。

#20「蘇るアトラント」
竜が沈み、本来の姿を取り戻す海底都市アトラントとその姫。アルフレドは、取引通り海流を操るSPELLを得た。名残惜しく出航するやいなや、アルフレドが倒れてしまった。

ドロテーアの過去の章
#21「女王陛下のお好きなもの」
エメラルドの城壁を全てルビーに。噂によると女王は「愛のSPELL」で男を操る。彼女を殺せるのは女だけだとか。女王陛下のお好きなもの……それは「赤」と、「生首」。

#22「小休止」
海流を操るSPELLのおかげで船はひとりでに進み、おのおの休息を得る。
ドロテーアは旅の目的を聞かれ、半月前の出来事を語りはじめた。

#23「どんな美女より美しい」
17歳の誕生日に、父グランピウスから「銀の靴」とスミレ色のワンピースを贈られるドロテーア。同日、グランピウスの元へ王国の調査機関を名乗る男ドードーが訪ねてきた。

#24「最低な再会」
再婚相手の密告。捉えにきたのはドードー、そしてグランピウスの教え子ビーコート。ここで会ったが下克上。何やらビーコートは、「最新式」に「改造」されているらしい。

#25「光芒一閃」
ビーコートの正体は国の従僕人形。激闘の末、素手で殴られるビーコートを見て、今度はドードーが出陣。一方「銀の靴」回収を命じられた兵士がドロテーアの家に押しかける。

#26「ひかりの靴と裂ける肌」
ドロテーアは駆け付けた鳩とネズミの助けで逃げ出す。しかし銀の靴の片方が脱げ、置いてきてしまった。一方殺傷を受けたグランピウスは、荷台に押し込まれていた。

#27「まだ利用価値がある」
グランピウス連行の経緯をこっそり聞いていたアルフレドは、ドロテーアを女王を殺す道具として利用すべく思案を巡らせる。

死の海流の章
#28「雲行き不穏」
死の海流にも関わらず一行は王国の軍艦に見つかる。軍艦は黒い空間を介してノーティラス号の真横に出現した。アルフレドは、このSPELLに思い当たりがあった。

#29「革命宣言」
大人しくやり過ごすつもりのアルフレドと、兵を制圧してしまうドロテーア。
アルフレドは覚悟を決め、鮮烈に名乗りをあげる。今から女王の首を獲りに行く!

#30「シャル・ウィ・ダンス?…アゲイン」
女王を討つとか寝耳に水。まごつく一行。前見ろ、前! アルフレドの助け船でピンチを乗り切り、彼のピンチにはすかさず彼女の助け船。彼らは兵士を圧倒した。

#31「皆殺しブラザーズ」
出撃したるは鬼人(トロール)兄弟。仲間の兵士共々「皆殺し」を命じられている。早速アルフレド目掛けて、兄ディンドンが繰りだす鉄球が叩きつけられた。

#32「鬼さんこちら」
アルフレドの安否が確認できず、気が気じゃないドロテーア。当の本人はいつのまにか軍艦に移り、ディンドンを挑発。逆上した彼は軍艦までよじ登ってきた。

#33「頭蓋骨は死守したぞ」
ドロテーアの制圧で拘束されていた兵士が弟ダンドンに殺される。自責の念で放心する彼女も吹き飛ばされた。パンチネロはドロテーアの頭部を死守して呼びかけるが、彼女は反応がない。

#34「絶望の足音」
アルフレドは仲間の窮地に気付くがトロール討伐を優先。見捨てられたと判断したパンチネロは、ドロテーアを守りたいという思いを抱えたまま力尽きてしまった。そこへ弟が迫る。

#35「悪魔の高笑いが聞こえる」
アルフレドは船のマストを利用し、兄弟を立て続けに海へと葬る。気絶した二人のの容態確認をしていると、艦長に見つかり、更には師の仇が登場した。

#36「"白兎の「ジョーカー」"」
圧倒的戦闘力と強力なSPELLを有するジョーカーに、刃が立たないアルフレド。ドロテーアにちょっかいをかけられ、とっさに自分へと注意を向けさせる。俺の顔に、見覚えがあるだろ。

#37「三番目の魔女の弟子」
「誰?」加害者は忘れ、被害者はいつまでも覚えている。アルフレドは怒りに任せて斬りかかるが、返り討ちの末、海流を操るSPELLを奪われてしまった。

#38「光を掴んで」
奪われたのはエコーとの絆。船には火を放たれ、彼らは爆発に巻き込まれて海の中へ。
アルフレドジルコニアの言葉を思い出し、気絶した仲間を抱え、海上を目指す。

#39「連鎖反応」
船は転覆、二人は気絶。一難去らずにまた一難。最後は海の裂け目に吸い込まれてしまった。
時は遡り17年前。反逆者として逃亡中のグランピウスとジルコニアが駅で落ち合った。

ジルコニアの章
#40「魂ごと預けたい」
17年前ジルコニアは、グランピウス経由で「竜牙の笛」を託された。竜飼いの部族長イザナダの魂と想いだ。彼女は、「アルフレド」という赤子を連れた夫婦と乗り合わせた。

#41「TRAP&DROP
ジルコニアが乗った列車が襲撃される。母親は最後の力でジルコニアに子供を託す。自分を狙った攻撃だと気づいた彼女は、赤子を守り育てる事を誓った。

#42「ひとりで一人前」
幼少期のアルフレドは禁書を読み漁っては叱られ、愛犬のトトにも諭される。友達一人作れない彼はショックを受け、一人で何でも出来るようになるからいいと意固地になった。

#43「ふたりと一匹の長い旅」
匿うのに限界がきた。そう村長に告げられ新たな家探しの旅。いくつか家を転々とし、冬に住み始めた家にある一報が舞い込む。それは、竜飼いの部族の長イザナダの訃報だった。

#44「今ここで、さようなら」
反乱の日、ジルコニアの元へ駆けつけ勇気をくれたイザナダ。デートの申し込みをしだすイザナダ。彼は死んだ。ジルコニアは、アルフレドを孤児院に預けることを決める。

#45「少年と氷の魔女」
アルフレドはここに居たいと訴える。いくら冷たい態度を纏おうが、彼はジルコニアの暖かさを見透かす。彼が一人前になりたい理由、それはジルコニアを守りたいからだった。

#46「ドラゴンルージュ」
イザナダという存在を知ったアルフレドは自分のアイデンティティを染めた。赤く燃えるような意志。彼に才能を見出したジルコニアはSPELLを教える事にした。

#47「迷い、約束、予言」
ジルコニアはある日「竜牙の笛」を見せる。いつか平和になった王国に、この笛を返すまで失くさないで。彼女は、トトを呼び出し二番目の姉から死を予言されたことを告げた。

#48「意志に寄り添う」
ジルコニアの話を聞き、トトは一人追っ手を食い止める事を決意。巨大な魔獣へと変身した彼は討伐隊を威嚇。隊長はジルコニアの逃亡を察し、トトを貶め、死の宣告を下した。

#49「トトの戦い」
討伐隊隊長の名はメージ・グリフォン。彼は異常な力を発し、トトの攻撃をすり抜ける。更にはトトの両膝を切り裂くのだった。

#50「大切な主」
トトは一人の魔女の半生に寄り添ってきた。世間の嘲笑、反逆者のレッテル。でも彼は知っている。彼女は世界で一番心があったかい魔女。そしてトトは、世界で一番幸せな使い魔だった。

#51「ジルコニアのための序篇」
ジョーカーに捕まり、死を突きつけられるジルコニア。彼女の願いと、彼女が愛された証は、彼女の最期の言葉によってアルフレドに受け継がれた。
目覚めたアルフレドを待っていたのは、一緒に旅をする少女からの抱擁だった。

怪物鯨の章(前半)
#52「暗中模索」
無事で良かったと抱きつくドロテーアと、感涙しつつも突き放すアルフレド
どうやらここは海底洞窟。薬を探しに乗り込んだ廃船は、百年前の隣国から来た船のよう。

#53「ニューアイテム」
船には魔女族のアイテムが積まれ、アルフレドはその中から羽根ペンを見つけ出す。試用した彼は、具現化数式が使える事を確信する。その頃、この廃船に一人の老人が近付いていた。

#54「命の恩人」
二人の前に、漁師のサザーランドが現れ、彼の荷物からパンチネロが出てきた。卵も荷物も戻ってきた。彼曰く、ここは怪物鯨の腹の中。出る方法など無いらしい。ひとまず彼の家へ。

#55「生きた遺跡」
小舟で移動。老人を訝りつつも今は頼るしかない。アルフレドの話に希望を見出すドロテーアと、彼への疑いが晴れないパンチネロ。一行は大掛かりなテントハウスに到着。

#56「腹の中の家、そして」
ドロテーアの入浴支度の世話を焼くアルフレド。帰り際、ふと赤く光る靴が気になった。トロール兄弟との戦闘以来、赤く染まったままなのだ。くつろぐ彼女の背後に亡霊が忍び寄る。

#57「闇」
ドロテーアの悲鳴に一目散に駆け出すアルフレド。彼女は兵士の亡霊に怯え発狂し、赤い靴を擦り始めた。サザーランド曰く、彼女が見たのは「誰か」ではなく「心の闇」だそうだ。

#58「命の味がする」
虚ろなままの彼女に捕獲したパンチネロを放り投げるアルフレド。鶏のモフみと、温かいスープと、気持ちに寄り添うサザーランドの言葉。彼女は次第に正気を取り戻して行く。

#59「好きな季節」
改めて自己紹介。ドロテーアの好きな花はスミレ、歌が好きなパンチネロ、無回答のアルフレド(冬が好き)。サザーランドは家族に想いを馳せる。話題は国の成り立ちについて移行。

#60「語り継がれしもの」
かつて領地争いをしてきた種族をまとめた初代王。「円卓の五部族」の結成。王剣カリバーンに選ばれし歴代王。巡回統治時代を経て二百年前、都市エメラルドが誕生した。

#61「怪物鯨の呻き」
女王の即位と最強国家の誕生。五部族の廃止。彼らが信仰を捨ててまで反乱した理由は謎。パンチネロが披露した歌声で振動が起こり、割れた食器が散乱する事態に。

#62「急転」
紐のSPELLで急場をしのぎ、脱出の相談をする。しかし、サザーランドが執拗に引き止めるがアルフレは聞き入れない。彼はドロテーアの手を引いて部屋から出て行った。

#63「亀裂の入る音」
脱出優先でサザーランド拘束を口にするアルフレド[]と受け入れられないドロテーア。パンチネロの不信も増幅し一行はバラバラに。昂ぶる感情の元に得体の知れない影が集まる。

ビーコートの章
#64「泥偶人形と少女と追憶の燈(甲)」
泥偶人形(ゴーレム)のビーコートは研究室で目を覚まし、そばかす顔の女の子と出会う。護衛任務の傍ら彼女の成長を見守り結婚を見届ける。その年、女王がカリバーンを引き抜いた。

#65「泥偶人形と少女と追憶の燈(乙)」
ビーコートの生みの親(森番の部族)は殺され、彼は王国に仕えることに。与えられた殺戮任務にジレンマを抱えたまま、かつて嫁いで行ったそばかすの彼女を見つけてしまった。

#66「泥偶人形と少女と追憶の燈(丙)」
彼女を殺そうとする自分に何度も抗うビーコート。彼女はそんな彼を制止し貫かれる。最後の力で想いを伝えようとするが、力尽きてしまった。彼に刻まれた悲しい記憶。

怪物鯨の章(後半)
#67「虚像の実像」
アルフレドの激情に反応し、集まった影は怨霊の姿に変わる。彼の女王への恨みが具現化したものだ。ドロテーアはアルフレドに頼り切ってきたことを悔い、救出に向かう。

#68「首」
アルフレドは、実体のある怨霊には物理攻撃が有効だと踏んだが、返り討ちに。ドロテーアは身を隠し、攻撃の機会を伺うが、最速見つかってしまった。

#69「もっと踊る」
怨霊の攻撃で海水に沈むドロテーア。何とか水中で「竜巻のステップ」を踏み、海水から飛び出す。立ち上がった彼女は、狙いを定めた。

#70「STEP BY STEP」
ドロテーアの渾身の一撃で怨霊が沈む。歓喜した次の瞬間、彼女は怨霊に捕まり、口の中へと放り込まれた。かに見えたが、彼女を救ったのは、脚鎧を纏ったアルフレドだった。

#71「反撃開始」
ドロテーアのピンチを察知し走り出すアルフレド。鐡脚を具現化させ、怨霊を岸壁の方まで蹴り飛ばす。怨霊を見て「悲しい」と評する彼女を、彼は今一度強く抱え直した。

#72「憎しみを食んで生きて行く」
アルフレドは自分が生み出した怨霊だとドロテーアに明かし、彼女の前で再度復讐を誓った。サザーランドは彼の闇の深さを危惧する。いずれドロテーアをも焼き殺すと。

#73「やっぱり却下だ」
怨霊を倒し、アルフレドは考えを改めたことをドロテーアに伝える。サザーランドを全員で説得すると。かつてサザーランドも怨霊を出したと聞き、アルフレドは一つ確信した。

#74「嘘と本音」
かつて密漁の罪を被せられ、家族共々「海処刑」となったサザーランド一家。サザーランドは、アルフレドの言葉で、「家族の死」を受け入れた。

#75「嵐の前の静けさ」
王国軍の主査メイベルは、公納金引き上げを伝えにコローディに赴く。彼女はこの街の裏ビジネスのことも把握済み。帰り際、一週間後にメージ・グリフォン主幹が訪れると告げた。

#76「2班編成」
作戦は、爆音で苦しむ鯨が口を開けたタイミングで脱出するというもの。船の残骸を避けるため、上空から船の進路を指示する係と、船を操縦する係に分かれて、いざ、作戦開始。

#77「連携プレー」
グライダーの連結とパンチネロの破音砲。的確な指示と的確な操舵で障害物を突破するが、更なる障害が。アルフレドを信じるドロテーアの言葉を信じ、サザーランドは舵を切る。

#78「追い風に帆を張れ」
障害物に引っかかり、アルフレドは一時連結解除で乗り切る。次なる関門は、転覆した巨大船。道幅いっぱいに横たわる。単騎で乗り込んだ彼は鐡脚を纏い、巨大船を沈めた。

#79「眩暈」
巨大船は沈み、アルフレドも戻ってきた。次なる試練は隕石さながらの落石。一同身をかがめ、耐え忍ぶ。やがて一行を照らす光。鯨の口が開かれた。

#80「最悪の状況」
脱出目前で鯨の口が閉じ始める。パンチネロの体力も尽き、船は閉じた牙に衝突。一先ず皆は無事だったが、船が故障してしまった。

#81「悪魔の数式」
具現化数式には悪魔が潜む。アルフレドは、かつてジルコニアに忠告された力を使い、鋼の腕を具現化した。その撃力は、立ち塞がる鯨の牙を打開する。

#82「何度でも挑め」
抜け出せたはいいが、気づけばかなりの高度。落下の衝撃を抑えるためアルフレドが体を張る。彼の腕に打ち込まれた赤い靴は銀色を取り戻し、船は竜巻に包まれた。

#83「フラッシュ」
船は損傷することなく着水。しかし喜んでいる暇はない、目の前には複数の目を開眼させた怪物鯨が。一行はアイマスクを装着し、古代樹エンライトンの光を解き放った。

#84「別れの兆し」
閃光を浴びた鯨はすざまじい悲鳴をあげる。彼は彼女を守るため、老人はこの先を生きる若者を守るため、身を呈した。鯨は海へと戻り、老人との別れの時が近づく。

#85「怪物鯨の章 -完-」
サザーランドは別れの言葉を語り始める。名残惜しく見送り、次の目的地を目指す。

#85.5「コローディに向かう船上にて」
コローディに向かう船上にて、ドロテーアはサザーランドの境遇を思い涙する。幸せを探すドロテーアと、探さないアルフレド。二人を乗せた船は流星の海を進む。

コローディの章
#86「コローディの章-開幕-」
一行が到着した都市コローディは、欲望渦巻く娯楽都市。ひとまず情報収集に向かう。

#87「情報収集」
アルフレドはドロテーアに、正体がバレないように気をつけろと忠告する。地図を入手し移動開始するが、酔っ払いに絡まれ、更には艶めかしいお姉様方がアルフレドに目を付けた。

#88「大人のおねえさんが勝負を仕掛けてきた!」
アルフレドが娼婦の客引きにあうが、パンチネロの横槍を機にその場を離脱。一行を引き連れたアルフレドが向かった先は、質屋だった。

#89「陰翳地下空間的七つ屋」
扉を開けると地下へと続く螺旋階段。途中、陳列されたオルゴールを鳴らし、たどり着いた質屋には誰もいない。店を見て回る一行、頭上には個性的な瓶がいくつも吊るされていた。

#90「羊店主と掃除妖精」
その瓶はSPELLを封印する為の「封印瓶(シールグラス)」。出迎えたのは、羊頭の店主モコと、掃除妖精のチャポ。迂闊な発言が飛び交い、モコがドロテーアの正体を詮索する。

#91「賢者はかく語りき」
必死で取り繕うドロテーアを辛辣な態度で追い出すアルフレド。グランピウスの情報を引き出すため、歯切れの悪い店主を説破。彼が発したジルコニアの遺訓に、店主が反応した。

#92「What is lost is not lost」
店主とジルコニアは面識があり、彼女の弟子だとわかった店主は情報を開示。一方外で待つドロテーアに、パンチネロが提案した。あいつとはここで別れよう。

#93「扉越しの本心」
ドロテーアを思い、アルフレドを疑うがゆえの提案。扉の向こうでアルフレドが聞き耳をたてる中、ドロテーアは彼を信じたいと伝えた。その様子をコソコソと覗く人影が……。

#94「ショータイム」
ある夫婦が、巨大なゴリラによって惨殺された。それは、観客が求めたリアルタイムショー。とあるサーカスでの日常風景。

#95「騎兵盤」
アルフレドは一行の全財産を騎兵盤(ガラパス・ゲーム)に賭けてしまった。その上、不利な状況下でドロテーアを賭けると言い出した。

#96「クズめ」
アルフレドの合理性は、一方で賭けに勝ち、一方で一行の亀裂を招く。突如登場した隻眼の美青年がアルフレドを投げ飛ばし、ドロテーアの手を取った。

#97「愛と歪み」
青年は傷付いたドロテーアを連れて走った。いくら戻ると言ってもその手を緩めない。彼の名は「オズ」。グランピウスを救う準備をしていると告げ、そしてドロテーアに愛を告げた。

#98「楽園は犠牲の上に建つ」
連れてこられた塔からの眺め。ドロテーアはこの街の闇を知る。オズは金細工師の末裔。女王打倒を掲げ、ドロテーアの力が必要だと言う。そして何故か、キスを迫る。

#99「優しい人」
ドロテーアはキスを拒み、アルフレドの誤解を解こうとするが噛み合わず、最後にはみぞおちを殴られ気絶した。そこへ、アルフレドとパンチネロが到着した。

#100「Nightfall」
睨み合い、挑発し合い、剣を抜く。オズの隙をついたアルフレドが彼を叩き落とす。

#101「VS オズ」
オズを追い詰めたつもりが、仕込み武器で脱出されてしまう。オズは剣に宿ったSPELLでアルフレドを追い詰め、遂に一太刀浴びせる。

#102「アンナ」
オズがドロテーアを必要とする理由、それは彼が少年の頃に想い合ったアンナとの約束。私が、あなたを王座へ導く。オズは眼帯を切られた事で怒りを覚え、異常な質量の剣を出現させた。

#103「そこでストップです」
禍々しい魔剣を出現させたオズと、パンチネロの時間稼ぎを得て鐡脚を装備するアルフレド。今にも衝突せんとした瞬間、オズの仲間が止めに入った。

#104「お人好しバカ」
街の警備隊により戦闘跡が調べられ、街は厳戒態勢に。目を覚ましたドロテーアは、二人が探しに来てくれたことを知りお礼を言う。アルフレドも回りくどく反省を表現した。

#105「飲み屋にて」
飲み屋にて、酔っ払い客と打ち解けるパンチネロ。一行はこの街のサーカスの情報を耳にする。
アルフレドは一人、夕方の経緯を回想した。

#106「愛を語るな」
アルフレドはオズの軽々しい「愛」に激昂。一瞬にして制圧し立ち去る。酒場にて、陽気に騒ぐ仲間を見て一度溜飲を下げる。そしてある奴隷の少女に目が止まった。

#107「安息と恐怖」
部屋に戻るや否や、即寝落ちするドロテーア。アルフレドは仕方なく部屋を出る。隣の部屋では、サーカス団員の男が奴隷の少女をいたぶり始めた。

#108「平和な王国」
祭りの夜、パンチネロは一人ドロテーアの運命を憂う。隣の部屋で繰り広げられる少女への暴行、ふとそこへ、アルフレドが現れた。

#109「真夜中の訪問者」
少女に用があると宣言したアルフレドは、葛藤を抱えながら男を葬り、少女に泣きつかれた。

#110「Logos or Pathos」
アルフレドは具現化数式を使い、少女の奴隷印からサーカス団の情報を手に入れた。少女の名前は「フェリシテ」。己の境遇に抗うことを選び、走り出した。

#111「“ダッカー隊長”」
明日のメージ主幹の視察ルート変更を言い渡されたダッカー隊長。サーカスの度を越した演目に目をつぶる領主と言い争いになるが、領主の覚悟を目の当たりにし、口を慎んだ。

#112「夜明け前」
屋上で休むアルフレドをドロテーアが迎えにくる。グランピウスの裁判は9ヶ月後、他の組織との合流はしない。部屋にいる地獄耳(パンチネロ)を含め、認識を共有した。

#113「ボンバイエサーカス」
グリスは、ポスターでの自分の扱いが小さいとリグワールを咎めた。座長は、明日の興行にどの奴隷を使うか悩み、彼の哲学を団員に聞かせる。そして何故か、ピストルを取り出した。

#114「人智の先で」
座長は躊躇なく奴隷を殺し、歯向かう奴隷が見たいんだと語った。朝になるとアルフレドの提案でサーカスに向かう。と、その前に彼は新しい服を選んでやると言い出した。

#115「始まります!」
座長による前口上、そして曲芸師の登場に沸く観衆。装いを新たにした一行も到着し、いざ、狂乱のサーカス開演!

#116「“フェリシテ”」
怠惰で支配的な親の元で育った兄妹。ある日妹がサーカスに売られる。兄の「連れ戻す」を信じて過ごすが、ある団員の欲望の餌食にされる。ふとそこへ、鮮やかな赤髪の少年が現れた。

#117「希望」
リグワールによるナイフを使った曲芸、グリスによる動物タワー。賑やかな舞台の裏では、檻に入れられた男が一人、静かにその時を待っていた。

#118「原点回帰」
数々の曲芸に興奮するドロテーア。一方奴隷の男は出番が近付き子供と引き離される。アルフレドは何故かサーカスの歴史を語り始め、何を見ても絶対席を立つなと釘を刺した。

#119「竜魂」
敗北する役目を負わされ、絶命する竜は幻想的な光を放つ。引きずり出された奴隷は、我が子の危機に際しサーカス団員を殴り飛ばしていた。

#120「剛のSPELL」
叛旗を翻す父親。たった一人、襲い来るサーカス団員を次々と蹴散らすが、いざSPELLを発動すると、リグワールの横槍に阻まれ、しまいには座長による奴隷印の電撃攻撃で撃沈した。

#121「“ジョン・レイン”」
王国に背いた街フランダーシルは滅ぼされ、街の英雄ジョン・レインは奴隷となった。娘に銃口を向けられ、彼は座長に殺意を向けた。

#122「悔恨と決意」
リグワールを皮切りに襲い来る団員を次々に倒すジョン・レイン。にも関わらずダッカーは不安視する。娘を守る決意を見せたジョンに、リグワールがナイフを立てた。

#123「フランダーシルの忠犬」
リグワールのナイフを受け、劣勢を強いられるジョン。彼への声援はまるで、リンチを煽り立てるお囃子のよう。彼はやがて意識を失った。

#124「アンガージュマン
毒で硬直し、娘の命だけはと懇願するジョン。その姿は見世物として消費され、その想いは踏みにじられた。娘ユリの窮地を救い、狂気の前に立ちはだかったのはドロテーアだった。

#125「少女の選択」
団員をいなし、ショーの中止を訴えるドロテーア。座長は長い屁理屈の末彼女を敵認定し、戦いの火蓋が切って落とされた。

#126「命短し怒れよ乙女」
ドロテーアの乱入に慌て騒ぐパンチネロと、計画をほのめかすアルフレド。彼女は怒りを宿しながらも冷静沈着に相手を倒して行く。

#127「真剣勝負」
前代未聞の乱入劇に、騒めく観客と怒りを募らせる団員。視察中のメージが異様な殺気を放ち見守る中、一人の侍風の剣士がドロテーアに勝負を挑んだ。

#128「四面楚歌」
瞬く間にヒザンを倒してみせたドロテーア。いつまでたっても倒されない彼女は糾弾され、やがて非道なコールが湧き上がる。するとそこへ、巨大なゴリラを引き連れたグリスが登場した。

#129「戦後生まれのガキ」
処刑ゴリラの致命打を皮切りに、徹底的に傷めつけられるドロテーア。彼女の窮地に、パンチネロは狼狽え、アルフレドは静観し続ける。

#130「届かない咆哮」
ドロテーアの選択を尊重し、介入しまいとするアルフレド。それでも助けるよう訴えるパンチネロは、麻酔で眠らされた。悪いな鶏、アイツはここで死ぬんだ。

#131「On the deplorable road」
結局ドロテーアはゴリラに捕らえられ、戦意を喪失していた。ふとそこへ、裏で暗躍するアルフレドが光の蝶群を差し向け、彼女の身体が光りだした。

#132「その力は」
アルフレドは舞台裏へと侵入し、奴隷を解放させる。同時に具現化数式でドロテーアの鎧を精製。まばゆい変身を遂げたドロテーアに、アルフレドは寓意的な問いかけをした。

#133「Finale」
鎧の加速とタイムリミットを授けられ、悔し涙にくれながら戦うドロテーア。なぜ自分は依存し続けるのか。彼女の圧倒であっけなく訪れる終焉。メージは一人、この光景を楽しんでいた。

#134「暗雲」
アルフレドは舞台裏に放火し、ドロテーアはアルフレドの指示で皆に身分を晒す。ドロテーアの演説を遮り、奴隷を貶めるメージに、彼女は勇ましく啖呵を切った。

#135「Where are you?」
鎧が解除され、ドロテーアは警備隊に包囲される。二番目の魔女は彼女が討たれる事を予見していた。出所不明の黒い矢に射抜かれた彼女の身体はやがて、自律を失ったようだ。

#136「The beauty」
火の手が上がり、フェリシテの奴隷印が消え、レイン親子の前にはアルフレドが現れた。彼は最後に、ドロテーアに刺さった偽物の矢を解き、彼女は勝利の微笑みを向けた。

#137「The Queen of Kingdom」
「銀細工師の部族長の娘死亡」の情報は翌日には女王の耳に入り、報告した報告官は断頭され、管理者のマーリンが愚痴をこぼす。一方アルフレドは座長を拘束し、街を出るようだ。

#138「月夜の道中」
アルフレドは座長の前で、「死の偽装」の目的を明かす。馬車がコローディ圏域に差し掛かると、座長の身体は外に引きずられる。「お前にもあるんだろ、奴隷印」

#139「甲斐なき炎が沈む夜」
欲しいのは復讐への足がかり。詰問の最中、座長は奴隷印の電撃に襲われ死亡。言葉なく戻ったアルフレドを、ドロテーアは思わず引き止め、そして言葉なく手を離した。

#140「一角馬」
一行の馬車に、ふと一角馬(ユニコーン)が近ずいた。なんだか怪我をしている。そして気付くと、石斧を持った喰獣族(ノール)の大群が押し寄せてきた。

#141「背中を合わせろ」
馬車馬をやられ逃げる手段がなくなり、戦うしか道がなくなった。喰獣族(ノール)の大群に囲まれ、二人は決起する。急所を外すな、背中を合わせろ。

#142「獣面獣心」
次から次へと湧いてくるノール。ドロテーアが転倒し、獣欲の餌食になりかけるが、アルフレドのフルスイングノックでノールを吹き飛ばした。

#143「ふざけるな」
アルフレドが背中を掻かれ蹂躙される。ドロテーアの自己犠牲的な叫びに、アルフレドの闘志が湧き上がり、その姿にドロテーアの闘志も燃えた。さあて、血祭りにしてやる。

#144「屍を越える二人」
ドロテーアが旋風を起こし、アルフレドが光の紐に繋いだ武器を振り回す。戦闘開始から4時間、殲滅を終えた二人は背中を預けたままその場に座り込んだ。

#145「ソフィア・バード」
一行は一角馬(ユニコーン)の背に乗り夜明け前の草原を走る。開放的な景色と風通しの良い会話。飛び立つ渡り鳥とともにその夜は明けた。

流星列車の章
#146「トレンデル到着」
一角馬(ユニコーン)で駆けつけた一行は注目の的に。ボンバイエ座長のサイン入りの通行証を見せ関門を通過。トレンデル。そこは街ごと線路に囲まれた鉄道都市。

#147「旅人たちの少憩」
初めてみる機関車に興奮気味のドロテーア。浮かれた妄想をするパンチネロ。アルフレドはコローディ警備隊処刑のニュースを知り、予定を変更する。今夜の汽車に乗る、悪いな。

#148「ピノキオの正体」
ボンバイエサーカスが全焼した夜。コローディ領主邸にてもう一つの騒動が起こる。ダッカー隊長により化けの皮が剥がされたピノキオ。声を使いなんらかのSPELLを操るらしい。