剣の王国まとめ

comicoで掲載されている漫画「剣の王国」のまとめです。作品振り返りにどうぞ。

剣の王国 第12篇「攻撃は最大の防御」まとめ


「さあ、文明化の時間だ」そう息巻いた船長の元に、いくつものリンゴが投げつけられた。「…………⁉︎」
 エコーによる攻撃だ。
 ――逃げてアルフレド……!
「一体何のトラップだ?」
 船長は取るに足らないといった感じで、影従えいじゅうを使いリンゴを跳ね返す。
「お粗末だな」
「チッ」アルフレドは舌打ちをして逃げ出す。
 船長は「追え」と影犬たちに命令を下した。
「先生……!」とゴンザーロが引き止める。
「お前はここにいろ。あの少年、捕まえていろいろ聞き出せそうだ。なに、心配無用だ。誰もこの影絵を防げやしない」
 逃げるアルフレドを影犬が猛追し、次の瞬間左腕をやられる。
「ぐあっ、くっそ……」
 ――自分の影が攻撃されれば自分にダメージがくる
「だったら……」光の紐を発現させ、格子状に張り巡らせる。
 ――光芒の舞台照明ライトアップ・グレイプニル‼︎
 途端に影犬たちは、ジュっと音を立てて消滅した。
「なるほど、光で影を消し飛ばしたか」生い茂る雑草をまたぎ、ゆっくりと追いかけてくる船長。
「だがそんなもの、その場しのぎにしかならんぞ」
 船長は新たに影犬を作り、追随させた。
 しかしアルフレドはすでに策を練っていたらしい。
「ハウスだお利口さん」
 犬を引き連れ、地面をズザザザっとスライディングし、物陰へ入る。
「木の根の下に……!」船長があわてる。
 みるみるうちに影犬たちは、まるで建物にでもぶつかるように、光と影の境界部分で「べしゃあ」っと潰れて消えた。
 アルフレドは、入り組んだ木の根が作り出したす洞穴ほらあなの中で、矢を抜き弓を構えた。「くらえ」
 解き放たれた矢を見て船長が何かに気付く。「くっ」
 ――こいつまさか……!
 次の瞬間、船長を狙ったかに見えた矢は、影犬を射抜いていた。厳密に言うと矢の影によって射抜かれたのだ。
 ――私のSPELLスペル特性を把握しているのか⁉︎
 焦りの色をにじませる船長。
「こんな矢……ッ⁉︎」気付くと船長の足には光の紐が巻きつき、アルフレドが紐を引くと、大木を返して船長が引っ張られた。「ぐ」
 ――しまった、矢は視線誘導ミスディレクション
 アルフレドは船長の上に飛び乗り、ナイフを突き付ける。「首獲った」
 ――攻撃できない、丁度私の影の中へ入るような位置に……!
「口だけなら誰でもできんだよ。とっととお家に帰りな、文明人さん」

 TO BE CONTINUED...

「剣の王国」作品ページ

アルフレドのブリーダーっぷりを本編でぜひ
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